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アイリストになるにはどのような資格が必要?マツエク施術に必須の免許やおすすめの民間資格をご紹介

マツエクとは?

メイクなしでも華やかな目元を演出できるマツエクは、女性を中心に人気の高い美容メニューです。マツエク需要が高まっている昨今「アイリストになりたい」という方も増えてきています。この記事を読んでいるあなたも、アイリストの仕事に興味を持っているのではないでしょうか。

アイリストになるためには、美容師資格が必須です。また民間資格もあり、必須の資格ではないもののアイリストとして活躍している方の多くが取得しています。

今回はアイリストに興味がある方、アイリストを目指している方のために、アイリストに必要な資格について詳しく紹介します。アイリストになるための準備や、アイリストに向いている人の特徴も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

マツエクとは?

マツエクとは「まつ毛エクステ」の略称であり、まつ毛専用のエクステンションです。
自まつ毛の根元に専用の接着剤(グルー)を使用し、人工のまつ毛を1本1本付けていくことにより自然とまつ毛の量や長さが出せます。グルーを使って付けているため、一定期間は取れることがありません。この施術自体をマツエクと呼ぶこともあります
自由に人工のまつ毛が足せるので、目元がより大きく見えたり、ゴージャスな印象になったりする他、メイクだけでは難しかった理想的な目元を演出できます。目の輪郭がはっきりするため、マスカラやアイラインなどをする必要がありません。メイク時間の短縮につながることも、マツエクが多くの女性から人気な理由の一つです。

マツエクの施術者はアイリストと呼ばれます。マツエクは使用する人工のまつ毛の素材や長さ、付ける量、付け方によって印象が変わり、アイリストの技術が仕上がりを大きく左右します。マツエクの持ちは平均3〜4週間程度とされていますが、どの程度持つのかもアイリストの技術次第。磨き上げた技術でたくさんのお客様の美をサポートできるアイリストは、非常にやりがいのある仕事です。

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未経験からアイリストになるには

未経験からアイリストになるには

マツエクの施術は美容師法が定める「美容」に該当します。そのため、アイリストになるには美容師免許の取得が必須です。未経験からアイリストになる方法を見ていきましょう。

美容師免許を取得する

美容師免許がない場合は、まず美容専門学校を修了し、美容師免許を取得しなければなりません。美容専門学校の中にはアイリストとして必要な技術を学べるコースを設定している学校もあるので、アイリストになることを決めているのなら、そのコースがある専門学校で学ぶのもおすすめです。

美容専門学校は大きく分けて3つの形態がありますが、それぞれの学費目安は以下のとおりです。

● 昼間課程:約200〜300万円
● 夜間課程:約150〜250万円
● 通信課程:約50〜70万円

上記課程を修了すると美容師国家試験の受験資格が得られます。国家試験に合格して美容師免許を取得し、サロンに就職して研修を受けると、いよいよアイリストとしてデビューです。美容師免許の取得方法は、後ほど詳しく紹介します。

民間資格を取得すれば高い技術の証明になる

さまざまな協会がマツエクの民間資格を認定しています。民間資格は必須ではありませんが、まつエクの正しい知識・技術を持ち、安全に施術ができることを証明する資格です。取得していると就職活動が有利になる可能性が高く、独立して自身のサロンを持つ際にもアピールポイントになります。

民間資格の取得方法やおすすめの資格は、後ほど紹介します。

美容師免許の取得方法について

美容師免許取得に向けて美容師国家試験を受験するためには、厚生労働省が指定した美容専門学校で以下の課程を修了しなければなりません。

● 昼間課程:2年以上
● 夜間課程:2年以上
● 通信課程:3年以上

各課程を修了すると、美容師国家試験の受験資格が得られます。各課程の最終学年を修了する年の1月下旬から3月上旬にかけて、理容師美容師試験研修センターが実施する美容師国家試験を受験するのが一般的です。

美容師国家試験は、筆記試験と実技試験に分かれています。二つとも合格すると、免許申請が可能です。申請して美容師名簿に登録されると、美容師免許が取得できます。

美容師国家試験は、春期と秋期の年2回実施されます。筆記試験と実技試験のどちらかだけ合格した場合は、次回の受験のみ合格した試験が免除される仕組みです。

出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター. 「理容師美容師になるためには」

民間資格の取得方法について

アイリストの民間資格を認定している団体はいくつかあり、どの団体も安全な施術の普及を目的としています。前述のとおり民間資格は必須ではありませんが、アイリストとして活躍したいなら取得しておくのがおすすめです。各団体が検定対策セミナーを実施しているので、未経験で民間資格の取得を目指すなら、セミナー受講も検討してみるとよいでしょう。

資格試験の内容や求められる技術・スキル、受験料は、資格によって異なるため、受験する資格の詳細をしっかり確認して取得のための準備をしましょう。受験する資格や級によって、誰でも受験できるものもあれば、美容師免許を取得していること、もしくは美容専門学校に在籍していることが条件のものもあります。

アイリストになるのにおすすめの資格

アイリストになるのにおすすめの資格

アイリストの仕事に活かせる民間資格の中から、おすすめの民間資格を紹介します。

一般社団法人日本アイリスト協会

一般社団法人日本アイリスト協会(JEA:Japan Eyelist Association)は、2008年に設立された団体です。アイリスト向けの技能講習やJEAまつ毛エクステンション技能検定、まつ毛カール検定などを実施し、安全なまつ毛の美容施術普及に努めています。

JEAまつ毛エクステンション技能検定には1〜3級があり、1級はJEA会員のみ受験できます。受験料は以下のとおりです。

技能検定試験受験料(※)

○ 安全技術師(1回目):会員 6,000円、一般 8,000円
○ まつ毛エクステンション3級(1回目):会員 8,000円、一般 10,000円
○ まつ毛エクステンション2級(1回目):会員 12,000円、一般 14,000円
○ まつ毛エクステンション1級(1回目):会員 14,000円、一般 18,000円

※2023年4月13日時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
※出典:一般社団法人日本まつげエクステンション認定機構「技能検定試験」

一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会

一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会は、2007年に前身となる協会が設立され、2018年に一般社団法人日本まつげエクステンション認定機構から枝分かれして設立された協会です。2019年に名称変更し、現在の団体名となっています。

マツエクの知識と技術を認定する資格として、資格認定 5STAR 技術評価試験を実施しています。受験料は以下のとおりです。

資格認定 5STAR 技術評価試験受験料(※)

○ LEVEL1 Essence:3,300円
○ LEVEL2 Intermediate:8,800円
○ LEVEL3 Advanced:13,200円
○ LEVEL4 Expert:16,500円
○ LEVEL5 Master:22,000円

※2023年4月13日時点の情報です。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
※出典:一般社団法人日本ラッシュアーティスト協会「資格認定 5STAR 技術評価試験」

アイリストにおすすめの民間資格についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

資格取得後のアイリストになる準備

美容師免許や民間資格を取得したら、マツエク施術を行っているサロンなどに就職することになります。

マツエク専門サロンや美容院、ネイルサロンと併設したサロンなど、就職先はさまざまです。就職先を探す方法は、一般的に美容専門学校で斡旋してもらう方法と、求人サイトで探す方法があります。求人サイトの中でも美容業界に特化した求人サイトなら、より効率的にアイリスト求人を探せるでしょう。

就職後は研修を受け、研修を修了したらついにアイリストとしてデビューできます。研修期間や内容、研修中の報酬などはサロンによって異なるので、募集要項をしっかり確認してください。

履歴書作成のポイント

未経験からアイリストを目指す場合、履歴書の志望動機欄に「なぜアイリストになりたいのか」「これまでの経験をアイリストとしてどう活かすか」などを簡潔に書きましょう。志望するサロンの特徴や、コンセプトを意識して書くと、採用担当者に響く履歴書を作成できます。

また、志望動機を書くときに、後ろ向きな内容を書くのはNGです。他の職種からアイリストを目指す場合でも、前職のことをネガティブに書かないようにしましょう。

サロンによっては履歴書のフォーマットを指定されるかもしれません。履歴書を作成する前に必ず確認しましょう。指定がない場合は一般的な履歴書で問題ありません。前職がある場合は職務経歴書を求められることもあるため、募集要項をしっかりチェックしましょう。

アイリストの履歴書対策についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

面接を受ける際のポイント

アイリストの面接では以下のような質問をされることが多いです。

● アイリストになろうと思った理由
● 美容業界を選んだ理由
● そのサロンを選んだ理由
● 前職の退職理由(転職の場合)

そのサロンを選んだ理由は特に明確にしておき、サロンへの本気度を伝えられるようにしておきましょう。また面接を受ける前には履歴書の内容を見直して、履歴書に書いた志望動機などの内容と、面接で話す内容が矛盾しないように準備することが大切です。

面接時の服装は基本的にスーツで問題ありません。サロンによっては、応募者のセンスや個性を見るために、私服を指定するケースもあります。私服の場合は派手すぎず、清潔感のある服装を意識しましょう。サロンの雰囲気に合ったファッションを選ぶのもおすすめです。

なおアイリストはお客様の目元に触れる仕事のため、ネイルの規定が厳しいサロンも少なくありません。面接時に規定に沿う必要はありませんが「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえるようにネイルを短めに整えておくと、好印象を残せるでしょう。

アイリストの面接対策についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

アイリストに向いている人

「アイリストになりたい」と思っているものの「自分に向いているかどうか分からないという方も多いのではないでしょうか。以下の特長に当てはまる方は、アイリストに向いているといえるでしょう。

● 流行に敏感
● 向上心がある
● 集中力がある
● 手先が器用
● 細かい作業が苦にならない
● コミュニケーション力がある
● 人と関わることが好き

アイリストはどのような目元が流行っているのか、トレンドを常に把握していなければなりません。美容やファッションが好きで流行に敏感なら、センスを活かした施術ができ、お客様との会話でもその知識を活かせるはずです。

また、マツエクの技術は年々アップデートされています。向上心を持ち、常に新しい技術や知識を学ぶ意欲のある方は、アイリストに向いています。

アイリストは繊細な施術を行う仕事であり、1人に100本以上のエクステをつけることもあるので、集中力も欠かせません。手先が器用な方、細かい作業でも長時間集中できる方は、アイリストに向いています。

さらにはコミュニケーション力も必要不可欠です。アイリストはお客様の要望を汲み取り、一人ひとりに合った施術を行わなければなりません。たくさんのお客様と接するため、人と関わることが好きな方にも向いています。

まとめ

アイリストは未経験でも目指せますが、美容師資格の取得は必須です。また、民間資格も技術や知識を証明するものとして取得しておくことをおすすめします。

美容師免許取得には少なくとも2年はかかりますから、美容師免許の取得を目指しながら、アイリストの民間資格の勉強も同時に始めるとよいでしょう。美容師資格を取得すれば、サロンに就職して、晴れてアイリストとして活躍できます。

働きながらアイリストを目指す場合は、マツエク施術をしているサロンでレセプションとして働くのもおすすめです。美容求人に特化した「サロンdeジョブ」では、アイリストの求人やマツエクサロンの受付求人も多数掲載しています。美容業界の知識も紹介していますので、アイリストを目指している方はぜひチェックしてみてください。

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