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爪のストレスポイントは奥が深い?爪の構造やケア方法を解説

爪のストレスポイントとは、爪の両端かつ皮膚の離れた部分のことです。爪の中でも外部衝撃に弱く、トラブルが起きやすい箇所でもあります。そのため、ストレスポイントへの知識を深めて、日頃からケアしておくことが重要です。

そこで本記事では、爪のストレスポイントの概要やトラブルの対処法を紹介します。日々のネイルケアの重要性についても解説しているので、併せて参考にしてください。

奥深い爪の構造

爪は皮膚の表面層から作られて、角質化したものです。肌と同じように3層に分かれており、水分と脂肪が含まれています。爪の水分量は健康な成人で12~16%ほどと言われており、季節や環境、年齢によって変化します。

また爪の成長スピードは加齢によって遅くなる傾向にある他、季節的な変化でいうと、夏より冬のほうが落ちやすいです。

爪の主な構造は、以下のとおりです。それぞれの特徴や役割をチェックしましょう。

爪甲(そうこう)

爪甲は、一般的に爪と呼ばれる部分のことです。爪の根本部分にある爪母(そうぼ)で形成されており、生きている間は一生伸び続けます。

爪床(そうしょう)

爪床とは、爪甲が乗っている部分のことです。爪甲の形成や維持に必要な水分や栄養を届ける役割があります。爪甲と爪床は固定されているように見えるものの、実際は密着しているだけです。

爪先(つめさき)

爪先とは、爪甲が伸びて爪床から離れた部分のことです。爪床から水分を受け取れないため乾燥しやすく、白くて不透明に見えます。

黄線(おうせん)

黄線とは、爪床と爪先の境界線のことです。爪甲が爪床から離れないように止める役割があります。

後爪郭(こうそうかく)

後爪郭とは、爪甲を根元で固定している皮膚の部分です。爪母を保護する役割も持っています。

側爪郭(そくそうかく)

側爪郭とは爪甲の左右に接しており、厚みのある皮膚の部分です。爪甲を支えたり、衝撃から守ったりする役割があります。

爪半月(そうはんげつ)

爪半月とは、爪甲部分にある半月型で乳白色の部分です。できて間もない爪甲であるため、水分量が多くなっています。爪半月に強い力が加わると、表面が傷つき凸凹した爪が生えてきます。

爪上皮(そうじょうひ)

爪上皮とは、後爪郭を保護している皮膚の部分です。細菌やその他の異物が侵入しないように防いでいます。

なお爪は物を掴んだり、ペンを持って小さい字を書いたりする際に大変重要な役割を持っています。なぜなら指は先端まで骨が届いておらず、本来であれば力を入れられない構造だからです。爪があることで指に力が加わり、細かな作業も行えるようになります。

爪のストレスポイントとは?

爪のストレスポイントとは、爪床(爪のピンク色の部分)と爪先(爪の先端の白い部分)の境目、かつ爪の両端部分のことです。爪が皮膚から離れているため、外部からの衝撃を受けやすくなっています。一度トラブルが生じてしまうと悪化しやすいため、何らかの異常が見つかった場合は早めに応急処置を行いましょう。

ストレスポイントは相当な深爪にしない限り自然とできてしまうため、極力負荷を与えない形状に整えることでトラブルを未然に防ぎます。

ストレスポイントではどんなトラブルが起きやすい?

ストレスポイントに負荷がかかってしまうと、以下のようなトラブルが発生しやすくなります。

  • 亀裂
  • 巻き爪
  • ささくれ

それぞれのトラブルについて詳しく解説します。

亀裂

ストレスポイントで起きやすいトラブルが亀裂です。爪が長くなるほど、先端に力が加わった際にストレスポイントへ大きな負荷がかかるため、亀裂が入りやすくなります。

またもともと爪が弱い場合も、ストレスポイントに衝撃が加わることで亀裂ができやすい傾向にあります。栄養不足や乾燥によってもトラブルが起きやすくなるため、食生活や生活習慣の改善が必須です。

巻き爪

巻き爪もストレスポイントで起きやすいトラブルの一つです。巻き爪とは、爪の端が内側に巻き込まれるように変形した爪のことを指します。爪の下や周囲の皮膚を傷つけてしまいやすく、細菌感染を起こす原因にもなります。

巻き爪は、深爪しすぎると起こりやすくなるため、切りすぎないように注意しましょう。ストレスポイントを完全に切り落としてしまうのではなく、爪の両端の角を少しだけ落とすように切り落とせば、巻き爪が起きにくくなります。

また外部からの強い衝撃も、巻き爪になる原因です。仕事や家事など、指先に負担をかける作業はもちろんのこと、ジェルネイルも少なからず爪に負担をかけてしまい、巻き爪が起きやすくなります。そのため、なるべく爪に負担がかからないようにケアしておくことが重要です。

ささくれ

ストレスポイントによく現れるトラブルには、ささくれもあります。ささくれとは、爪周りの皮膚が部分的にめくれている状態です。できてすぐには痛みを感じないものの、放置していると傷口が広がったり、服に引っかかったりして強い痛みを伴うケースもあります。

ささくれは乾燥や栄養不足、血行不良によって起こるため、念入りに保湿をし、ビタミンやミネラルをしっかりと補給しましょう。爪周りの皮膚に柔軟性を持たせることで、ささくれができにくくなります。

ビタミンEが配合されたハンドクリームを使用すれば保湿効果だけではなく、血行促進も期待できます。ただ塗るだけでなく、日頃からハンドクリームを使ったマッサージを行って、血行の良い状態を維持しておきましょう。

なおささくれができたときは、引っ張らずに爪や眉用のはさみで丁寧にカットすることが大切です。無理にめくると傷口を悪化させてしまう原因になる他、健康な皮膚まで傷つけてしまう可能性があります。ささくれをカットした後はしっかりと保湿を行い、傷がある場合は絆創膏などで保護しておくといいでしょう。

トラブルを回避するためにおすすめの爪の形は?

ストレスポイントでのトラブルを回避するためには、爪をスクエア、もしくはスクエアオフのような四角い形に整えましょう。爪の先端を細く尖らせてしまうとストレスポイントに負荷がかかるため、亀裂や巻き爪といったトラブルが起きやすくなります。また長い爪よりも短い爪のほうがストレスポイントの負荷がかかりにくくなります。つまり、トラブルを回避するためには、なるべく四角に近いい形で短く切ることが大切です。

爪のストレスポイントをジェルネイルで解消できることも

ストレスポイントの負荷をジェルネイルで解消することも可能です。例えば、ストレスポイントに亀裂が入った場合、短く切ることなく現状を維持する方法があります。現状を維持できれば、深爪になる心配もないでしょう。

その方法とは、以下のとおりです。

ストレスポイントに亀裂が入った場合の対処法
  • STEP1

    ベースコートを塗る

  • STEP2

    乾いたら、ピールオフベースを塗る

  • STEP3

    乾いたら、ジェルカラーを塗る

  • STEP4

    乾いたら、ノンワイプトップジェルを塗る

亀裂が浅い状態であれば、上記の方法で爪が伸びるまで待てます。1つひとつの工程を丁寧に行うことで、爪に強度をつけられます。ただし亀裂が深いときにジェルネイルを行うと、滲みたりジェルアレルギーの原因になったりするため、避けるようにしてください。

日々のネイルケアも重要

ストレスポイントのトラブルを避けるには、日々のネイルケアも重要です。例えば、ネイルオイルや美容液、ハンドクリームなどを使って小まめにケアしましょう。時間をかけて丁寧に塗り込めば、きれいな爪を伸ばせます。

日常生活の中で手指の潤いを保つことも大切です。食器洗いのときはゴム手袋を着用したり、肌に優しいハンドソープを使ったりすることで乾燥を防ぎやすくなります。顔と同じように普段から丁寧にケアを心がけると、きれいな爪を維持できるでしょう。特に乾燥しやすい冬は念入りに対策を行い、トラブルを未然に防ぐようにしてください。

こんな時は特に集中してネイルケアをしよう

爪に大きな負荷がかかりやすいときは、集中的なネイルケアが必要です。例えば以下のようなタイミングでは、念入りなネイルケアを心掛けましょう。

  • ジェルネイルやマニキュアなどをオフしたとき
  • ネイルをお休みしているとき
  • 乾燥が気になるとき

ネイルをオフするときに使用するリムーバーは、爪の表面が乾燥する原因になります。たとえ低刺激のリムーバーを使用しても爪の水分は失われるので、丁寧にネイルケアを行いましょう。そして、ネイルをお休みしている間も、集中ケアを行うチャンスです。日頃できないネイルケアを徹底して行えば、爪をきれいに伸ばせます。

なお乾燥が気になるときは、爪への負担も大きくなりがちです。冬場だけではなく、1年を通して乾燥には注意するといいでしょう。

集中的なネイルケアを行えば、ストレスポイントのトラブルを未然に防ぐだけではなく、健康的な爪を伸ばすことにもつながります。常に爪へ意識を向けておき、きれいな指先を目指していきましょう。

まとめ

爪のストレスポイントは外部からの衝撃を受けやすいため、トラブルが起きやすい場所です。爪の切り方にこだわったり、丁寧にネイルケアを行ったりすることでトラブルを防ぎやすくなります。爪に大きな負担をかけるとトラブルの原因にもなるため、日常生活での手の使い方には注意しましょう。

ストレスポイントを補強したい場合は、ジェルネイルをうまく活用するのもおすすめです。爪を短く切ることなく、現状のまま伸ばすこともできるでしょう。ただし、亀裂が深いときにジェルネイルを使用するのは厳禁です。爪の状態に合わせて、活用を検討してみてください。

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