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美容師のやりがいとは? 一日の仕事の流れや向いている人について解説

美容師として長く活躍するためには、どのようなやりがいがあるのかを知り、どのようなことを大変と感じるのか知っておくことが大切です。

そこで本記事では、美容師のやりがいを感じる瞬間や大変だと感じるとき、やりがいを感じ続けるために必要なことなどについて解説します。また一日の仕事の流れや美容師に向いている人の特徴も紹介するので、美容師を目指している方はぜひ参考にしてみてください。

美容師の一日の流れ

美容師の一日の流れ

まずは美容師の仕事の流れの一例を、スタイリストとアシスタントに分けて紹介します。一例であるため、あくまで参考にしてみてください。

スタイリストの一日の流れ例

スタイリストの主な仕事は、サロンワークだと思う方も多いかもしれません。しかしサロンワーク以外にも、さまざまな管理業務やアシスタントへの指導などの業務があり、大切な仕事の一環です。一日の流れの一例は以下のとおりです。

●9:00~:出勤
●9:00~10:00:朝礼、開店準備
●10:00~:美容室オープン・サロンワーク
●予約が入っていない時間:SNSやメール、ハガキなどで集客活動
●19:00~:閉店、後片付け
●21:00~:練習、アシスタントへの教育・指導
●22:00:帰宅

アシスタントの一日の流れ例

美容師免許を取得して就職したら、まずはアシスタントとしてスタイリストのサポートをしながら雑務などを行います。また開店前・閉店後にとにかく練習を重ねて、スキルを磨くことも大切です。アシスタントの一日の流れの一例は以下のとおりです。

●8:00~:出勤、練習
●9:00~:朝礼、開店準備
●10:00~:美容室オープン、接客・施術サポート
●19:00~:閉店、後片付け
●21:00~:練習
●22:00:帰宅

美容師がやりがいを感じる瞬間6選

美容師として働いている人は、日々どのような瞬間にやりがいを感じているのでしょうか。大変なことも多い美容師ですが、やりがいを感じられるからこそ仕事を続けていけます。ここでは6つのやりがいを見ていきましょう。

1. お客様から感謝の声をもらえる瞬間

お客様から直接「ありがとう」などの感謝の言葉をかけられたときは、美容師が大きなやりがいを感じる瞬間の一つです。直接言葉をもらえなかったとしても、仕上がったヘアスタイルを見てお客様が笑顔になっている姿を見ると、美容師自身もうれしくなります。

またお客様が満足してくれれば、次回から指名をもらえることもあります。指名はお客様が接客もサービスも満足してくれた証拠です。「ありがとう」の言葉と同じくらい喜びを感じられるでしょう。

2. さまざまなお客様と出会う瞬間

美容室には毎日さまざまなお客様が来店されます。たくさんの出会いに恵まれることも、美容師がやりがいを感じる瞬間の一つです。

仕事中に、普段の生活ではなかなか出会えないような職業や年齢の方を接客する機会も多いです。その際にさまざまな話を聞いて、視野が広がることもあります。同じ地元の方や共通の趣味を持つお客様と出会うことや、お客様がきっかけで新たな趣味や習い事を見つけられることも多いです。

3. 人の人生の節目に関われる瞬間

大切な人生の節目に関わり、お客様の笑顔あふれる姿を見ることも、美容師がやりがいを感じる瞬間の一つです。

美容師は、お客様の成人式や結婚式、入学式、卒業式など、大切なイベントの際にスタイリングを行うことがあります。素敵な一日を演出するお手伝いをすることも美容師の大切な仕事です。

特に長いお付き合いをしているお客様の人生の節目に立ち会って、美容師としてお手伝いできるのは、大きな喜びとなるでしょう。

4. 自分のアイデアを形にできる瞬間

美容師として成長すると、新しいヘアスタイルや技法を生み出すなど、自分のアイデアを実際に形にできることもあります。お客様の要望を元に自分のアイデアを取り入れ、理想のヘアスタイルに仕上げられたときは、大きな達成感を感じられるはずです。

またアーティストのようなクリエイティブな仕事ができることは、美容師の醍醐味とも言えます。スキルやセンスを競うコンテストをやりがいとしている美容師も多いです。

5. スキルを磨き続けられる瞬間

ヘアスタイルの流行は常に変わっていきます。トップスタイリストになったとしても、日々トレンドを学び、新しい技術を身につけなければなりません。常にスキルを磨き続けられることもやりがいの一つです。成長に終わりがないからこそ、高いモチベーションを持ち続けられます。またスキルを磨けば磨くほど、多くのお客様に喜んでもらえるようになるでしょう。

6. 努力と実力で給料アップが見込める瞬間

美容室によっても異なりますが、指名の数やスキルに応じて、給料がアップするケースがほとんどです。日々の頑張りで実力がつき、給料という目に見える形で評価されると、大きなやりがいを感じられるでしょう。

それがモチベーションになり、練習を重ねてさらなるスキルを身につける原動力となります。

美容師が大変だと感じるとき

美容師が大変だと感じるとき

多くのやりがいを感じられる美容師ですが、大変なことも多いです。ここからは、美容師が大変だと感じるときを4つ紹介します。

1. 営業後や休日に練習をするとき

美容師として成長するためには、常に練習をしなければなりません。特にアシスタントは営業前や営業後、休日も多くの時間を割いて練習する必要があります。また練習以外にも、開店中にできなかった業務をするために、残業しなければならないことも多いです。

お店によって異なりますが、元々休みが少ない美容室も多く、プライベートの時間がなかなか確保できないこともあるでしょう。いくら好きな仕事とはいえ、休む暇なく仕事や練習をしなければならないことに、ストレスを感じてしまう人もいます。

2. 身体に負担がかかるとき

美容師は働いている間、ほとんど立ちっぱなしです。休憩を取れないタイミングもあり、体にも大きな負担がかかります。脚は常にむくみやすい上に、腰や膝を痛めてしまう美容師も多いです。

また体のむくみや痛みの他にも、手荒れが辛いと感じる美容師も多いです。シャンプーを頻繁に行い薬剤を取り扱う美容師にとって、手荒れは職業病の一つ。手荒れが酷すぎて、美容師を続けられなくなる人もいます。

3. クレームに対応するとき

さまざまなお客様と接し、感謝の言葉をかけてもらうこともあれば、厳しいクレームに対応しなければならないときもあります。

施術ミスや接客の不手際によるクレームもありますが、ときには理不尽なクレームを受けることもあるでしょう。お客様とうまくコミュニケーションが取れず、悩んでしまう美容師も多いです。

4. 労働時間に対して給料が低いとき

長時間の重労働で休憩を取りにくい場合もある美容師ですが、労働時間に対して給与が低いと感じる人は多いです。

厚生労働省が公表した「令和3年度賃金構造基本統計調査」によると、10名以上の規模の美容院に所属している美容師の平均年収は約265万円でした。(※1)日本の平均年収は約460万円であるため、美容師の平均年収は大きく下回っていることがわかります。(※2)

人気のスタイリストになるまでは、労働に対して給料が見合わないと感じることもあるでしょう。

※1 出典:e-Stat「賃金構造基本統計調査 / 令和3年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種
※2 出典:国税庁「平均給与

やりがいを感じ続けるために必要なこと

美容師

美容師として活躍し続けるためには、やりがいを感じ続けるための努力も必要です。やりがいを維持するために、意識したいことを紹介します。

技術の鍛錬に努める

美容師の仕事に慣れてくると、日々の業務がルーティンになってしまいがちです。しかしたくさんのお客様を笑顔にするためには、日々技術の鍛錬に努める必要があります。

スキルが身につけば、お客様の満足度が上がり、指名も増えて給料アップにもつながりやすいでしょう。

相手の立場になって考える習慣を付ける

美容師はお客様はもちろん、多くの仕事仲間とも日々関わっていきます。気持ちよく働き続けるには、常に相手の立場になって考える習慣を付けておくことが大切です。

相手の立場に立って考えることができれば、お客様が求めていることに対しても理解が深まるでしょう。また、立場が異なる同僚ともスムーズなコミュニケーションが取れるようになります。

トレンドへのアンテナを張る

美容師にとってトレンドを把握することは、スキルを磨くことと同じくらい大切です。お客様の希望を叶えるためにも、自分のアイディアを形にするためにも、常にアンテナを張ってトレンドをキャッチしましょう。

ファッション雑誌やヘアカタログはもちろん、SNSを活用して自分が手掛けたヘアスタイルやヘアカラーなどを多くの人に発信し、見てもらうことも重要です。

目標を持つ

美容師としてのやりがいを感じ続けるためには、目標を設定することも大切な要素です。美容師としてのキャリアで叶えたい長期的な目標と、スキル習得など直近の目標の2つを立てましょう。

長期的な目標がはっきりしていれば、目の前にある目標の達成に向けてモチベーションを維持できます。辛いと感じてしまったときも、目標が支えになってくれるはずです。

美容師に向いている人とは?

美容師を目指している人の中には「美容師は自分に向いているのかな?」と不安を感じている方もいるかもしれません。ここからは美容師に向いている人の特徴をチェックしていきましょう。

美容やファッションへの興味関心がある人

お客様に美容やトレンドスタイルの提案をすることは、美容師の大切な仕事の一つです。またお客様にぴったりのヘアスタイルを提案をするためには、美容師自身も流行に敏感で、おしゃれでなければなりません。そのため、美容やファッションへ強い興味や関心を持っている人は、美容師に向いています。

普段から雑誌でトレンドファッションやメイクをチェックするのが好きな人、お出かけ中も街やお店で流行をチェックする習慣がある人は、美容師としての適性があります。

忍耐力と体力がある人

美容師は華やかですが、その一方で見えない部分でコツコツと努力を重ねることが重要な職業です。また労働時間が比較的長く、体力的にハードな仕事でもあります。

大変だと感じることがあっても忍耐強く目標に向かって成長できること、体力に自信があることは、美容師に向いている人の特徴です。

コミュニケーション能力が高い人

美容師の仕事は、ヘアカットやヘアカラーなどの施術を行うだけではありません。施術中にお客様とコミュニケーションを取ることも、美容師の大切な仕事です。

会話を楽しみたいお客様にも、静かに過ごしたいお客様にも、柔軟に対応できるコミュニケーション能力が美容師には求められます。

まとめ

本記事では美容師の一日の流れややりがいを感じられる瞬間、大変なこと、向いている人の特徴を紹介しました。美容師は大変な仕事でもありますが、喜びを感じられることが多くたくさんの出会いに恵まれる魅力的な仕事です。自分なりのやりがいを見つけ、コツコツと努力を重ねていきましょう。

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