サロンdeジョブ

アイリストは施術がつらい!?首コリ・肩こりになる原因と対策をご紹介

多い日には1日7人ほどの施術人数にもなるアイリストのお仕事。肩や首の痛みに悩む人も少なくありません。
今回は、アイリストの施術による身体への影響とその原因、そして痛みに対する対策までをご紹介していきます。

アイリストの首コリ・肩こりは職業病

アイリストの首コリ・肩こりは職業病

施術中、長時間同じ姿勢で細かい作業を続けるアイリストのお仕事。そんなアイリストの悩みと言えば「首の痛み」や「肩こり」です。これらはアイリストの職業病とも言われ、以下のような状況が重なり身体への負担となって起こります。

  • 長時間同じ姿勢で座っている
  • 細かい作業を続ける
  • 集中力が必要で神経を使う仕事である

痛みの詳しい原因については以下で説明していきます。

首・肩の痛みは姿勢が原因

首の痛みや肩こりは、施術中の姿勢が原因であることが大半です。アイリストは、1日の7~8時間のうちほとんどをうつむきで過ごすことになります。アイリストはデスクワーカーよりも、前屈みの姿勢でお客様の施術をしなければなりません。正しい姿勢で施術することができない状態が毎日続いていくと、痛みも悪化してしまいます。また、悪い姿勢のまま施術を続けてしまうと、体に疲労を蓄積してしまい、施術スピードも徐々に遅くなってきてしまいます。自分の為、そしてお客様の為にも“正しい姿勢”で施術する事を心がけましょう。

正しい姿勢とは

アイリストの施術の際の“正しい姿勢”とは、“猫背”にならないことです。“正しい姿勢”と“猫背”とは、対局にあるということを頭に入れておきましょう。施術中は、背筋をピンと伸ばした状態で、股関節あたりで上半身を支えるように意識して施術をしましょう。サロンには専用の施術ベッドがあり、細かい角度調整が可能なものもあります。勤務先で自分なりの調整が可能な状況であれば、無理な姿勢をせずに施術できる角度を見つける、椅子の位置を工夫する、など自分なりの施術しやすい姿勢をみつけましょう。

施術の際の注意点

首の痛みや肩こりを防ぐ為の、施術の際の注意点もご紹介します。アイリストは自分の手元に集中するため、無意識にお客様の方に顔を近づけてしまい、前かがみになってしまうことも多いのではないでしょうか。そうすると首元や肩に力が入ってしまい、痛みに繋がってしまうので注意しましょう。肩こりは、血行が良くなれば自然と解消されるので、施術と施術の合間に身体を伸ばしたり、ひねったり、腕を大きく前から後ろに回すだけでも体幹をリセットすることができます。

転職の相談をする
アイリストの求人を探す

アイリストの身体の痛みは他にもある?

アイリストの身体の痛みは他にもある?

首の痛み、肩こりの他にも以下のような身体への影響もあります。

眼精疲労

目を使う細かい作業続き、目の痛み・かすみ・充血などを起こしてしまう状態です。
(対策)
適度に休憩を挟んで目を休め、眼精疲労に効果のある目頭や眉頭のツボなどを押すと、目の周りの凝り固まった筋肉を緩めることができます。

アレルギー

アイリストが施術の際に使用する接着剤のグルーによるアレルギーがあります。グルーの主成分である「ホルムアルデヒド」によって、吐き気や頭痛、むくみや倦怠感などのアレルギー症状を引き起こします。
(対策)
サロン内の換気、マスクや眼鏡の着用、手洗いの徹底などをして対策ができます。

腰痛

施術時間が長時間に及び、姿勢が固定されてしまい腰痛が起こります。
(対策)
施術と施術の間など、腰を前後左右にひねってストレッチをしたり、マッサージをするのが効果的です。また血行を促進する入浴剤入りの湯船に浸かると腰痛の改善につながります。

まとめ

アイリストの仕事は、立ち仕事ではないので身体への負担が少ないと思われがちですが、多くのアイリスト達が様々な症状で悩んでいるのが現状です。首の痛み、肩こり、眼精疲労や腰痛などの職業病は大きな問題点でもあります。痛みによってアイリストとしての施術の質が低下しないように正しい姿勢を心掛け、自分に合った痛み対策をしっかりと行いましょう。
自分の身体のケアを丁寧に行う事が、長くアイリストの仕事を続けていけることにも繋がっていきます。

アイコン
施術のイスはどんなタイプ?1日の施術人数はどれくらい?サロンdeジョブでは、“応募前”に、サロンの情報をお伝え出来ますので安心です◎【会員登録はこちら】

関連記事