【エステティシャン】履歴書の書き方を徹底解説!志望動機&自己PRの例文もご紹介☆
就職・転職活動をするにあたり、履歴書の作成は避けて通れないもの。
そんな不安・お悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
今回は「履歴書の基本の書き方」を解説します!
志望動機や自己PRの例文もご紹介しますので、ご自身に合ったものがあればアレンジをして使ってみてくださいね♪
基本情報の書き方をチェック!
就職・転職活動において、まずは履歴書での書類選考から始まります。
また、面接でも履歴書を見ながら進めていく事がほとんどです。
採用担当者に良い印象を与え、「是非会って面接をしてみたい!」と思ってもらえるように丁寧に作成する必要があります。
まずは自分の基本情報の書き方を一つひとつ解説します。
①日付
履歴書を発送する日付、もしくは面接で持参する日付を記載します。
内容を先に書き、日付を後で入れるケースが多いので、比較的多い不備(未記入)の一つでもあります。
しっかりと最終確認をしましょう。
②証明写真
証明写真は、履歴書を見た際に一番に目が行き、あなたの第一印象となります。
コツを押さえて、印象の良い顔写真を撮影しましょう。
・背筋を伸ばしてしっかり正面を見ている
・歯が見えない程度に微笑むと柔らかい印象
・男性はキリっとした表情でもOK
・肩や頭が傾いていない
・スーツは黒色や紺色等のダークカラーが基本
・女性はブラウスでもOK(アイロンがけも忘れずに!)
・目や眉毛、耳が見えるようにヘアセットをすると清潔感UP
・肩にかかる長い髪はハーフアップやポニーテールでまとめる
証明写真は、コンビニの前や駅構内等に設置されているボックス型の写真機で、気軽に撮影をすることができます。
しかし、自分で操作をして撮影をする為、思うように写真が撮れないこともあります。
不安な方は、履歴書用の写真を撮ってくれる写真スタジオ等も使うことも一つの手です。
・正面を向いていない
・帽子やサングラス、マスクを着用している
・清潔感がなくヨレヨレ、または露出の多い服装等を着ている
・プリクラ、プライベートで撮ったスナップ写真
・写真が曲がっている
・写真の切り方が雑
・規定のサイズでない(大きすぎる、小さすぎて枠が見えている)
履歴書に添付する写真は、原則3ヶ月以内に撮影したものを使用します。但し、極端に髪型を変えた等、現時点の容姿と著しく変わった場合は撮り直しをしましょう。
③氏名
ふりがなは、「フリガナ」であればカタカナ、「ふりがな」となっていればひらがなで記載します。
④住所
郵便番号は必ず記載し、都道府県からマンション・アパート名まで全て記載します。例え長くて1行に入りきらなくても省略はせず、2行に分けて記載します。
番地は〇丁目〇番地〇号と記入するのが正しい書き方です。
また、ふりがなは都道府県と市町村までで大丈夫ですが、マンションやアパート名が読みづらい場合はふりがなを記入しましょう。
下宿や同居で住所の表札と苗字が違う場合は「表札の苗字⇒〇〇方」と書いておくとよいでしょう。
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まずはエステティシャン求人をチェック!
学歴の書き方
1行目は<学歴>と中央に記載し、2行目より学校名を記載していきます。
中学校からか、高等学校から記載するかは明確な決まりはありません。
中学校卒業から記載した方がより丁寧ですが、転職回数が多く、職歴が豊富で欄に書き切れない場合は、高校卒業からでも構いません。
中学校や高等学校、大学の学校名が同じでも「同上」「〃」等は使用してはいけません。
学校名や学部・学科・専攻は、省略せずに正式名称で記載をして、あなたがどのような分野を学んできたのかを正確に伝えましょう。
もしも、最終学歴が中退の場合は、「△△大学 ○○科 中途退学」と記載をします。浪人や留年はあえて書く必要はありません。
そうすることで、採用担当者が読みやすくなります♪
職歴の書き方
学歴の下に1行空け、<職歴>と中央部分に記載します。
職歴欄には、勤務期間や雇用形態に関わらず、これまでの職歴を全て記載する必要があります。
学歴と同様、会社名や所属部署は省略せずに「株式会社○○」「○○部 ○○課」等、正式名称で記載します。正社員かアルバイトか、どんな業種であったかがわかるように記載すると良いでしょう。
履歴書を採用担当者に見てもらう時点で、退職せず在職中の場合は「現在に至る」と記載します。
これは改ざん(追加)を防ぐためでもあります。
基本的に、アルバイトもどんな職種でも立派な経験です。
採用する側は前職での雇用形態ではなく、サロン側で求めている人材か、経験・スキルを見ていますので、接客業の経験等、エステティシャンとして活かせる業務は積極的にアピールして下さいね。
短期のアルバイトのついては、履歴書へ記載するか、しないかは法的には定まっていません。経歴詐称にも該当しないので記載するか、しないかは自由です。
あまりにも短すぎる期間で辞めてしまった仕事は、採用担当者に「長く働けずに、すぐ辞める人かな?」と感じられてしまうので省いた方が無難です。
しかし、その空白の期間は「何をしていたか?」と疑問を持たれ、問われる事もあります。
会社側の理由や家庭の都合等、しっかり説明できる理由がある場合は、きちんと記載しておけば採用担当者にも伝わります。
もし短期のアルバイトでもアピールしたい場合は、自己PRの欄に記載しましょう。
「転職回数が多い」 = 「うちのサロンでもすぐに辞めてしまうかも」とマイナスなイメージを与えてしまいがちです。
ただ在職期間がそれぞれ3年を超えている場合等は、その業務で得た経験は評価される事も多いので、転職回数の多さもプラスに変換して自信を持ってアピールしていきましょう。
- 多くの経験をしたかった、様々な業界を見たかった
- それぞれの仕事で得た経験が自分の糧となっている
- それを今度どう活かせるか
- これからどうしたいのか
これらをしっかり説明できると良いですね♪
※注意※
職歴に虚偽があった場合、採用の取り消し、また解雇の理由として規定しているところもあります。
「嘘」を記載して採用されたとしても自分も常にばれる危険性を感じ、自信を持って働く事ができませんよね。
お互い信頼関係を築き長く働いていくためにも、事実を記載しましょう。
資格の書き方
資格は正式名称で、取得年月日順に記載します。
エステティシャンに関する資格以外にも、アピールできそうな資格は積極的に記載していきましょう。
資格取得に向けて勉強中の場合は、「〇〇資格取得に向けて通学中」「〇年〇月Ajesthe認定エステティシャン取得予定」等と記載して構いません。
資格が何もない場合は「特になし」と記載します。
後々資格証明書や合格証の提出が必要になった際にばれてしまいます。
志望動機の書き方
志望動機欄は、履歴書の中でも自分をアピールできる項目として最も重要です。
限られたスペースの中で、
- なぜそのサロンで働きたいのか?
- 自分がそのサロンでどう貢献できるのか?
採用担当者にしっかりと自分の熱意を伝え、選んでもらえるように、前向きな気持ちを記載しましょう。
相手に良い印象を与える「志望動機」とは?
- 学校を卒業してから、すぐにエステティシャンを目指す方
- 一度美容業界を離れたけど、やっぱりエステティシャンがいい!と戻ってきた方
- 様々な業種経験してきた結果、新たにエステティシャンとして活躍していこうと思った方
皆それぞれ、就職する上での条件や希望するサロンも違います。
その為、他の人と同じような動機ではなく、採用担当者に好印象を与える内容を書くことが書類選考を突破する秘訣です。
エステティシャンにとって最も必要な事は「技術力×接客力」であることは間違いありません。
しかし、それ以外にも「採用担当者が面接する上で重視する点」や「エステティシャンとして必要な事」を把握しておき、そこに「自分の強み」や「培ってきた経験」、「自分の特技や得意とする事柄」を繋げてみましょう!
志望動機の例文
■例文1(未経験者)
貴社のお客様に寄り添った接客や結果を出すことを重視した施術に魅力を感じました。
私自身、以前から体形にコンプレックスを抱えており、エステサロンに通って痩身施術を受けた経験があります。その際に、エステティシャンの方が親身になって悩みを聞き、丁寧に施術をして下さったことに感銘を受け、エステティシャンという職業に興味を持ちました。
前職の営業では、お客様の希望に応じたサービスの案内や提案をしてきました。その中で、コミュニケーション力を始め、洞察力や問題解決力が身につきました。
貴社への入社が叶いましたら、これまで培ってきた力を活かし、お客様の求めるものを見極めて一人ひとりに寄り添った提案や施術ができるエステティシャンを目指したいと考えております。
■例文2(経験者)
フェイシャルエステに特化した貴社の施術に惹かれ、自分自身の経験も活かしつつ、スキルアップもしながら働くことができるのではないかと思い、貴社に志望いたしました。
私はこれまでもエステティシャンとして、3年ほど勤務しておりました。痩身・脱毛・フェイシャル等、様々な施術を提供するサロンでしたが、働いているうちに肌質改善やエイジングケア等、フェイシャルエステの技術力を高めたいと思い始めました。
エステサロンには幅広い世代の方がそれぞれ悩みを抱えてご来店されます。お顔の肌悩みは世代によっても異なるからこそ、その方に合った最適な施術を提供できるフェイシャル専門店である貴社に魅力を感じています。
お客様に信頼されるエステティシャンを目指し、向上心を持って自分自身のスキルを磨いていきたいと考えています。1日でも早く貴社に貢献できるよう、精進してまいります。
【エステティシャン】自己PRや志望動機の書き方をご紹介
自己PRの書き方
自己PR欄では、自身の強みが仕事にどのように役立つのかを説明してアピールしましょう。
エステティシャンとして活かせそうな内容、採用担当者に興味をもってもらえそうな事は必ず記載してください。
「空欄」や「特になし」の記載は書類選考に落ちやすいので止めましょう。
自己PRの例文
■例文1(未経験者)
前職では接客・販売を経験し、接客力や協調性を高めることができました。
お客様に「また来たい」「この人に接客をしてもらいたい」と思っていただく為には、接客に好印象を持ってもらう必要があると考えています。その為、店舗のスタッフでお客様の情報を共有したり、接客のマニュアルをその都度見直したりする時間を作ることを提案しました。
スタッフ同士でアイデアや意見を出し合う時間を作ったことで、“みんなで同じ目標に向かってそれぞれの力を発揮する”という気持ちが更に強くなり、自分自身の接客スタイルを見直すきっかけにもなりました。その結果、チームワーク力も高まり、店舗の売上アップにも繋がりました。
エステの施術はお客様との一対一に関わりにはなりますが、お客様がリピートしたくなるようなサービスや雰囲気作りは、チームで協力しなければいけないと考えています。エステ業界は未経験ですが、貴社でも自分の得意なことや協調性を活かして貢献をしていきたいです。
■例文2(経験者)
私はエステ施術の中でも特に痩身を得意としています。前職では、痩身に特化したエステサロンで、6年間エステティシャンとして勤務してきました。
マシンだけではなく手技にも注力しているサロンでしたので、お客様のご要望をしっかりと把握した上で、どのような施術がその方に適しているのかを常に考えながら対応していました。また、お客様に更に効果を実感していただくために、日常でできるケアのアドバイスや商品のご紹介等を行いました。
その結果、お客様からの信頼を獲得し、指名数も店舗内で上位をキープすることができました。
これまで培った提案力・技術力・コミュニケーション力を活かし、お客様に感動を与えるサービスを提供していきたいです。
本人希望欄の書き方
就業する上でどうしても伝えておかないといけない条件を記載する項目です。
あくまでも「この条件がないと働けない」という希望がある場合です。
単に「残業はできません」「給与がこれ位欲しい」等、自分の一方的な希望だけを書くとあまり良い印象は持たれません。
特に希望がない場合は「貴社の規定に従います」と記載します。
採用担当者が面接で見ているポイント
サロンによって採用担当者が面接で重視するポイントは様々ですが、下記3つのポイントは必ず見ています。
- どうしてうちのサロンを選んだのか
- サロンに馴染み、長く働いてくれるか
- サロンにしっかり貢献し、お客様を取り込んでくれるか
面接の中でも、採用担当者から志望動機については必ず聞かれます。履歴書に記載した内容を丸暗記して読むのではなく、その内容にプラスして、自分の言葉で伝えられるように練習をしておくと良いでしょう。
履歴書や話す内容の他にも、面接では身だしなみや話し方等もチェックされています。
明るく笑顔で、ハキハキと話すことを心掛けましょう。
履歴書の持参方法と渡し方にもマナーがある!
今まで説明したポイント以外にも、気をつけることがあります。
それは履歴書を持参する時と採用担当者に渡す際のマナーです!
せっかく書いた履歴書なのに、渡すときのマナーからすでにマイナス評価…。
なんて事のないようにしましょう。
履歴書の持参方法
履歴書はクリアファイルに挟んだ上で封筒に入れて持参しましょう。
これは持参をする過程で履歴書が鞄の中で折れ曲がったり、シワになったり、飲み物等の水滴がついて塗れてしまったりすることを防ぐためです。但し、履歴書はすぐに取り出されることが予想されするので、封をする必要はありません。
履歴書が入った封筒は、余裕を持って入る大きさの鞄を用意すると良いでしょう。また、雨の場合はビニール等に入れて封筒が濡れないよう対策をしてください。
履歴書の渡し方
採用担当者へ履歴書を渡す際は、履歴書が入ったクリアファイルを封筒から取り出して渡しましょう。
何故なら、相手がその場ですぐに履歴書を読むことが想定されるからです。この時、相手が読める方向で”両手”で差し出すことも重要なポイントです。
「本日はお忙しいところありがとうございます。履歴書を持参しましたので、ご確認よろしくお願いいたします。」と言葉を添えると印象も良いです◎
履歴書を渡すたった一つの事でも、その人の気遣いさや丁寧さが伝わります。
特にエステティシャンはお客様相手です。ちょっとした気配り、心配りができている人こそが、実際にお客様を相手にした時にお客様の心を動かします。
「職務経歴書」は必要?不要?
一般企業への面接の際は、「履歴書」「職務経歴書」はセットで提出する事が一般的ですが、美容業界では「職務経歴書」の提出は不要な所がほとんどです。
職務経歴書とは
履歴書とは違い決まった書式もなく、A4サイズ1~2枚に自由に自分をプレゼンテーションする書類です。
今までどういった内容の仕事をしてきたのか、仕事の成果・実績等を詳細に記載し、企業に貢献できることをアピールしていきます。
面接の際に職務経歴書の提出が求められた場合のためにも、職務経歴書についても知っておきましょう。
他業種で働いてきた方も、エステティシャンとして活かせる事柄をメインに書いていきましょう。
例えば…
・お客様との信頼を築く上で必要な『接客&コミュニケーション力』
・技術向上するのための努力や勉強などに必要な『向上心がある事』
・店長や責任者としての『マネジメント、人材育成経験』など…
まずは応募するサロン側でどういった人材が欲しいのか?を把握し、それに合わせたアピールをしていきましょう。
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