セラピストの仕事とは?セラピストの1日の流れや必要な資格など徹底解説!
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セラピストの仕事は、お客様の心身の健康をサポートし、お客様が喜んだ姿を見ることができるやりがいのある職業です。
仕事の内容には施術、カウンセリング、アフターケアなどさまざまな要素が含まれます。
今回は、セラピストとしての1日の流れや必要な資格、具体的な業務内容をご紹介します。
これからセラピストを目指す方や、セラピストに興味がある方にとって、役立つ情報をお届けします。
セラピストの1日の流れ
セラピストの1日の仕事を大きく3つのステップに分けて、具体的な業務内容を解説します。
施術前の準備やカウンセリング、施術中の流れ、施術後のアフターケアや空き時間の活用方法など、1日を通してどのように業務が進んで行くのか紹介していきます。
これからセラピストを目指す方は、ぜひイメージをしながら読んでみてくださいね!
カウンセリング
セラピストのカウンセリング業務は、施術前にお客様の体調や悩み、希望を確認し、最適な施術プランを提案する大切な時間です。
お客様の生活習慣や疲れの原因、体の不調をヒアリングし、それに合わせた施術方法を説明します。
また、施術の強さや苦手な部位などを事前に確認し、安心して施術を受けてもらえるよう配慮することも重要です。
適切なカウンセリングを行うことで施術の効果を最大限に引き出し、お客様の満足度を高め、お客様との信頼関係を築くことができます。
この信頼関係が、指名をもらえることにもつながります。
施術
施術内容はお店によって異なりその種類は多岐にわたってありますが、共通して言えることはお客様が心身共にリラックスできる施術を行うことです。
ヒアリングした内容をもとに、お客様の身体や体調に合わせた施術を行いましょう。
また、施術中もお客様とのコミュニケーションを大切にし、お客様が心地よい時間を過ごせるよう努める必要があります。
こうした努力がお客様との信頼関係を築き、満足していただける施術へとつながります。
アフターケア
施術後、お客様の体調を丁寧に確認し適切なアフターケアを行います。
たとえば、水分補給や軽いストレッチ、温かい飲み物の摂取や自宅に帰ってからの過ごし方など、効果を維持させるために役立つアドバイスもあわせて行います。
これにより、お客様の満足度向上が期待でき、安心して次回の施術に来ていただけるようになります。
セラピストになるには?専門の勉強をする
セラピストの仕事は、スクールでの学習や実務経験がなくても始められます。
なぜなら、多くの企業が入社後にしっかりとした研修を用意しているからです。
とはいえ、人の身体に直接触れる仕事のため、適切な知識や技術は必要不可欠です。
施術を行うには、まず解剖学や生理学などの基礎知識を学び、体の構造や仕組みを理解することが大切です。
また、マッサージやストレッチなどの施術技術も、実践を重ねながら習得していく必要があります。
学ぶ方法としては、スクールや専門学校、通信講座を活用するなどさまざまな選択肢があります。
自分のライフスタイルに合った学習方法を選び、基礎からしっかりと身につけていきましょう。
これからセラピストを目指される方はぜひ参考にしてくださいね!
セラピストの資格取得について 国家資格編
セラピストとして働く場所によっては、国家資格が求められるケースもあり、セラピストとして働く際の国家資格といえば主に柔道整復師、鍼灸師、公認心理師となります。
その資格を持っていることで出来ることや、資格取得の流れや方法について詳しく解説します。
柔道整復師、鍼灸師、公認心理師を目指される方はぜひ参考にしてみてください。
柔道整復師とは?
柔道整復師は、骨折・捻挫・打撲などの治療を行う医療専門職です。
患者の症状に合わせた手技や固定、リハビリを通じて早期の回復を促します。
施術には、解剖学や生理学の基礎知識が必要で、さらに正確な手技や患者様との適切なコミュニケーションが求められます。
資格を取得するためには、専門学校やスクールなどの各種講座で約2~3年の学習をし、国家試験に合格することで資格を取得することができます。
接骨院、病院、スポーツ現場など、幅広い職場で活躍できる点も大きな魅力となっています。
鍼灸師とは?
鍼灸師は、患者の症状を丁寧に診察し、最適な施術プランを立て、鍼や灸を使って痛みや不調を改善する医療専門職です。
これらの技術や知識は、鍼灸養成課程のある大学や専門学校で学ぶことできます。
鍼灸師の資格を取得すためには、鍼灸の養成課程のある大学または専門学校で基礎知識と技術を学び、卒業後に国家試験を受験することができます。
医療機関はもちろん、リラクゼーション施設や整体院など、幅広い職場で活躍できる点も大きな魅力となっています。
公認心理師とは?
公認心理師は、心の問題を抱える人々のサポートを行う専門職です。
資格を取得するためには、大学と大学院もしくは認定された施設にて2年以上の実務経験を積み、国家試験に合格することで資格を取得することができます。
受験までに最低6年間が必要となるため、簡単に取得できる資格ではありません。
公認心理師は、医療、福祉、教育分野など幅広い場で活躍する機会が広がっており、カウンセリングを通じて精神的ケアを提供します。
資格を取得することで、地域社会や学校、企業などさまざまな場所で心理支援を行えるようになります。
セラピストの資格取得について 民間資格編
セラピストとして働くために役立つ民間資格の種類や選び方を解説します。
国家資格との違いや、短期間で取得可能な資格、資格の取得方法や活躍できる業界についても紹介しますので、これからセラピストを目指される方やスキルアップ、ステップアップを目指される方はぜひ参考にしてみてくださいね。
アロマセラピスト
アロマセラピスト資格は、精油や植物の香りを利用して心身のリラクゼーションやケアを行うための専門の資格となっています。
専門学校や通信講座で知識と技術を習得した後、実技・筆記試験に合格して取得します。資格の認知度もあるため、就職活動においては持っていると有利になると言えるでしょう。
取得後は、スパ、エステ、個人サロンなど幅広い現場で活躍でき、美容・健康業界でのキャリアアップに大いに役立ちます。
リフレクソロジスト
リフレクソロジストは、足裏や手を刺激して体調不良を改善し、リラックス効果を提供する専門職です。
資格取得には専門スクールや通信講座、または独学で学ぶ方法がありますが、実技と理論、または手技を学ぶ必要があるため、独学ではなく学校に行くことをお勧めです。
試験を通じて資格取得が可能です。
活躍の場としては、リラクゼーションサロンやスパ、
さらには医療機関など多岐に渡り、幅広い業界でニーズがあります。
スクールや講座選びは、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
臨床心理士
リラクゼーションの技術は日々進化しています。知識や技術を得ても現状に満足せず、お客様を癒すためにスキルアップしようとする人や勉強熱心な人はセラピストに適しています。
新しい情報・技術をいち早くキャッチして吸収する為に常にアンテナを張ることも重要です。
自分も施術を受けることが好きな人
自分がリラクゼーション施術を受けることが好きな人の場合、どのような施術をすれば気持ち良いのか、どのような接客が心地よいのかということがわかります。お客様の目線になって技術を追求できるので、お客様から高い評価を得るセラピストを目指すことができます。
臨機応変に対応できる人
臨床心理士は、精神的な悩みを抱える人々に対しカウンセリングや心のケア、治療を行う専門職です。
資格取得には、大学院で臨床心理学を専攻し、定められた実習を経た後、試験に合格する必要があります。
公認心理師と比べると、臨床心理士は治療面に重点を置いており、医療機関、福祉施設、教育現場など多彩な分野で活躍できます。
セラピストの主な就職先とキャリアパス
前述の通り、セラピストと言っても多くの専門分野があり、それぞれ要求されるスキルや働き場が異なります。
セラピストの主な就職先としては、リラクゼーションサロン、医療機関、スパなどが挙げられます。
リラクゼーションサロンでは、お客様に癒しとリラックスを提供するため、高い接客力やコミュニケーション能力が求められ、技術は実践を通じて磨かれます。
医療機関では、専門的な知識と施術技術が必要とされ、患者の健康管理をサポートします。
スパでは、美容やリラクゼーションのサービスを提供するため、技術やサービス精神が重要です。
キャリアアップの選択肢としては、店長や講師職、もしくは独立してオリジナルのサロン運営も可能です。
どのようなセラピストになりたいのか、キャリアをどう築いていくのかを考えることが大切です。
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