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美容師の給料、稼げる人と稼げない人の差とは?気になる美容師の給与を徹底解説!

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美のプロとして男女問わず活躍している美容業界の際骨頂ともいえる美容師の仕事は、昔から人気の職業です。

ただ、昔から「美容師の給与は安い」という考えが浸透し、美容師になりたいという学生が減ってきたのも事実です。

そこで今回は、リアルな美容師の給与と、給与アップの為にどうしたらよいのかも徹底的に解説します!

美容師を目指している方はぜひ参考にしてくださいね!

美容師の平均年収が低めである3つの理由とは

美容師の年収が低い要因を3つのポイントに分けて詳しく解説します。

各課題ごとに収入を増やすためにすべきこともご紹介しますので、これから美容師を目指す方も、これからデビューされる方も、ぜひ参考にして給与アップを目指してくださいね!

固定費がかかりやすい

美容師として働くにはさまざまな固定費がかかります。

まず、仕事に必要なはさみやブラシなどの道具は自分で揃えなければならず、道具の質によっては高額になることもあります。

また、これらの道具は長く使うために定期的なメンテナンスが必要で、その費用もかかります。

さらに、独立して自分のサロンを開業する場合、賃貸料や光熱費、人件費などの経費が発生し、軌道に乗るまでは大きな負担となります。

そのため、美容師として働くには技術向上だけでなく、コスト管理の意識を持つことも重要です。

特に、収入が安定するまでの資金計画をしっかり立てることで、低賃金のアシスタント期間を乗り越え、長く美容業界で活躍し続けることができるでしょう。

価格競争が激しい

昨今、美容業界は競争が激しくなっています。

低価格サロンの需要が増え、それに伴い店舗自体も増えています。

そのため、カット料金が低く設定されるとお客様1人あたりの売り上げが下がり、美容師の収入にも影響が出てしまいます。

特に、大手チェーン店や格安サロンが増えている現代では、価格競争が避けられない状況です。

しかし、収入を安定させるためには、単に安いメニューを提供するのではなく、高単価のメニューを取り入れることが重要です。

たとえば、トリートメントやヘッドスパなどのサービスを充実させることで、お客様の満足度が増え客単価も上げることができます。

また、他のサロンと差別化するために、自分の技術やサービスの魅力をしっかり伝える「ブランディング」も大切です。

自分の得意な技術やこだわりを発信し、お客様の指名が増えることで収入アップにもつながります。

下積みの期間が長い

美容師として安定した収入を得るには、アシスタント期間を乗り越えスタイリストになることが重要です。

多くの美容師は、まずアシスタントとして働き、シャンプーやカラーなどのスタイリストのアシスタント業務を担当します。

この期間はお店によって異なり約2~5年ほどかかり、研修期間中の給与も比較的低いため、経済的な負担を感じる人も少なくありません。

しかし、技術を早く身につけてスタイリストへ昇格すれば、収入アップのチャンスが広がります。

そのためには、日々のサロンワークだけでなく、練習や勉強を積極的に行うことが大切です。

先輩の技術を見て学んだり、外部のセミナーや講習を活用するのも効果的でしょう。

努力次第でスタイリストまでの道のりを短縮できるため、効率よく学習し、自分のペースでスキルアップを目指すことが収入アップのカギとなります。

給料・年収アップのための6つの方法

「美容師は給料が低い…」そんなイメージを変えるために、年収を上げる6つの方法を紹介します。

スキルアップや働き方の工夫、副業の活用など、収入を伸ばすヒントを詳しく解説します!

これから美容師を目指す方や現在の給与をアップさせたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね!

美容師としてのスキルを磨く

美容師としての技術はもちろん、接客スキル等、自分の技術や知識を磨きましょう。

質の高いサービスを提供することで自然とお客様満足度が上がり、固定客や指名の増加に繋がります。

指名手当が付くサロンや個人の売上によって歩合給が支給される働き方の場合、固定客や指名が増加すると収入も増加します。

SNSを活用して情報を発信&集客する

SNSを活用して“自分はどんな美容師なのか”、“どんな施術が得意なのか”を発信することで、指名客を増やす方法です。

実際にヘアカットやカラーの仕上がりやヘアケア情報を発信する美容師のアカウントを見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

特にInstagramやTikTok等は、画像や動画を用いて情報の発信ができる上に拡散力も高いので、より多くのユーザーの目に留まりやいSNSと言えます。

多くの人に興味・関心を持ってもらえる投稿を心掛けることで集客に繋がり、収入アップも見込めるでしょう。

思い切って条件の良いサロンに転職する

給与額や歩合の還元率等はサロンによって異なります。

「今の給与体系に納得できない」

「頑張っても収入が上がらない」

等、今の給与に満足できない場合は、思い切って転職をすることも一つの手段です。

転職先を選ぶ際は、定期的な昇給や昇格があるのか、技術手当等の歩合や指名料の還元率はどのくらいなのか等、条件をしっかり確認すると良いでしょう。

サロンdeジョブでは全国の美容師求人を掲載しております。

また、キャリアコンサルタントによる転職相談を始め、給与や働き方に関してのサロンへの条件交渉等も行っております。

フリーランスの美容師として活躍する

フリーランスの美容師とは、特定のサロンに属さずに個人事業主として働く人を指します。

店舗と直接雇用を結ぶ「業務委託」や、サロンの席のみを借りて営業する「面貸し」等がフリーランス美容師の代表的な働き方です。

さらに近年は、複数のフリーランス美容師が共同でサロンをレンタルする「シェアサロン」も人気です。

サロンの利用料金はかかりますが、自分でメニューを作って価格設定ができたり、自由な勤務体系で働いたりすることも可能です。

その為、施術した分だけ収入に反映されるので、年収がアップする可能性が高いと考えられます。

独立して自分の店を構える

自分の店を構えることで、売り上げから経費を差し引いた金額がそのまま給与になります。

安定した集客ができている場合は年収アップが望めます。

しかし、開業するためには資金も必要になってくるので、経営が安定するまでは収入が減るリスクもあることを認識しておきましょう。

個人店のオーナーとして独立をすると年収は400万円程となります。

副業で収入を増やす

美容の知識や技術を活かしてオンライン講座を開講したり、YouTubeやInstagram、TikTokなどのSNSでヘアアレンジや美容情報を発信することで広告収入を得る方法があります。また、サロンの監修や美容商品のプロデュースに携わることも可能です。

成功するためには、自分の強みを活かし、継続的に発信することが大切です。

例えば、SNSでフォロワーを増やし、集客につなげた美容師の成功事例もあります。

実際にInstagramやTikTokを活用し、サロンの予約数を大幅に伸ばした人もいるほどです。

収入を増やすだけでなく、自分の知名度を上げるチャンスにもなります。

美容師としての可能性を広げるために、ぜひ挑戦してみましょう!

年収アップの成功事例とポイント

現役美容師Aさんの年収アップの成功事例をご紹介します!

誰にでもできる方法も詳しく解説しますので、現役美容師さんはぜひ参考にしてみてくださいね!

フリーランスに転身して3年で年収1000万を達成したAさん。そのわけとは?

美容専門学校を卒業後、10年間勤務したサロンで指名数トップをキープしていましたが、歩合がほとんどなく、給与はなかなか上がりませんでした。

そのため、頑張った分だけ給与に反映されるフリーランスに転身することを決意しました。

現在、シェアサロンでフリーランスとして働いていますが、3年目で平均月収80万円、年収1000万円を達成しました。

収入をアップさせるために行ったことは主に2つです。

1つ目は集客です。SNSを活用し、自分の施術したヘアスタイルの写真やヘアアレンジの動画を投稿。

視聴者の方に喜ばれるコンテンツを毎日発信しているうちにフォロワーが増え、SNSを見て来店するお客様も増えました。

2つ目はスキルアップです。美容業界はファッションと同じようにトレンドがあります。

そこで、営業時間外や休日を利用して、新しい技術を学びました。

接客の講習会にも参加し、コミュニケーションスキルを磨くことも忘れませんでした。

この2つを着実に実行した結果、約3年間で実績がしっかりとついてきました。

いかがでしたでしょうか?

Aさんが行っていたことは決して難しいことではなく、美容師なら誰でも実践できることです。

美容師として長く活躍し、給与アップを目指すことは大切です。

自分の目指す美容師を目指して、ぜひ頑張ってくださいね!

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