エステティシャンを辞めたい理由&先輩からのアドバイス
- エステティシャン
エステティシャンとは美容のプロであり、お客様の「もっと美しくなりたい」、「いつまでもキレイでいたい」といった気持ちに寄り添って、お客様のキレイを叶えるお仕事です。お客様に直接「ありがとう」と言っていただける機会も多く、日々やりがいを実感できるお仕事ですが、マンツーマンで細やかな接客が求められる環境には少々息が詰まることも少なくないようです。今回は、エステティシャンを辞めたいと悩んだ時の解決策をご紹介していきます。
エステティシャンの仕事で大事なこと
エステティシャンの具体的な仕事内容としては、ボディ・フェイシャルケア、脱毛、痩身、美容矯正などの施術を行い、お客様が美しくなるサポートをします。
その際に大事なのはカウンセリングです!
ただ施術をするだけではなく、お客様の気持ちを理解して信頼関係を築くためのカウンセリング力は、施術スキルと同じくらい重要かもしれません。
そんなエステティシャンとして働く中での、仕事の本音を聞いてみました。
エステティシャンの本音!◎楽しいこと!△ツライこと!
どんな仕事にも楽しいことやツライことがありますが、エステティシャンではどういったものがあるのでしょうか。
楽しいこと


ツライこと


当然ながら、プラスの意見とマイナスの意見、両方見受けられる結果となりました。
エステティシャンの離職率
上記で述べたエステティシャンの本音は、業界では「あるある!」のようです。
どんな仕事にもやりがいのあること、つまらないことがありますが、エステティシャンの離職率が高いとされる理由はなぜなのでしょうか?
実際、入社して3年以内で辞めてしまう人が半数を超えるのは当たり前のようです。
続いては、辞めたいと思う理由を詳しく見ていきましょう。
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エステティシャンが辞めたいと思う理由TOP5
エステティシャンが辞めたいと思ってしまう理由の上位5つを紹介します。
当てはまっていれば、あなたが悩んでいることは特別なことでも不思議なことでもないので安心してください。
人間関係での悩み
女性ばかりの職場環境だと、スタッフ同士の陰口や、マウンティング女子、お客様の取り合いなど人間関係での悩みが多いようです。
多少の我慢は必要ですが、常にスタッフの空気が悪い、店長と考えが合わない、いつまでも馴染めないなど人間関係は一番ストレスになるかもしれません。
勤務時間に関する不満
基本的に労働時間が長く、予約が詰まっていると休憩がしっかり取れないこともあります。
仕事帰りに予約されるお客様も多いので、連日夜遅くまでの勤務が続くことも。
また、研修などは閉店後や休日に行うサロンもあるため、残業代の出ない労働をしないといけない、なんてこともよく聞きます。
体力的にきつい
お客様への施術は全身を使う肉体労働が多く、基本的にハードワークです。
また中腰などの姿勢で長時間行うので肩こりや腰痛、腱鞘炎などの職業病にもなりやすいのが特徴です。
しっかり休息出来れば良いですが、先程も述べたように休憩や休日が十分でないと体力が追いつきません。
ノルマが厳しい
エステサロンによっては、厳しいノルマが課せられていることもあり、ノルマをこなさないとインセンティブがつかないなど、給与に関わってくることも。
また、お客様との信頼関係も大事にしつつ、商品を勧める、コースの追加を促すなど営業もしないといけないので、そのバランスが難しくストレスになることもあります。
接客・クレームのストレス
接客が好きでエステティシャンになった人も多いはず。
ですが世の中にはいろんなお客様がいますので、1対1で密に接する仕事なだけに、面倒なお客様とのやりとりが苦痛になってしまうことも。
また、お客様からのクレームが多いのもこの業界ならではの悩みです。
施術に関するクレームでは、スタッフのちょっとした配慮不足などもありますが、理不尽なクレームには人間不信になりかねないことも…
お悩み別解決策
誰でも辞めたいと思う瞬間はあると思います…
ですが、せっかく好きで始めた仕事を簡単に辞めてしまうのはもったいないです。
そこで、先輩エステティシャン達はどのようにピンチを乗り越えてきたのかアドバイスをご紹介します。
解決策:人間関係での悩み
人間関係での悩みは様々なケースがあると思いますが、職場での関係だけだと割り切って、あまり深い仲にならないのも手です。
仕事に対する自分自身の信念をしっかり持てば、多少のことは気にならなくなると思います。
人間関係での悩みに思いを巡らせるより、エステティシャンとしての夢や目標のために自分のスキルを磨き続け、やることをしっかり行っていれば、周りのあなたに対する反応も変わってくるかもしれません。
解決策:勤務時間に関する不満
勤務時間に関しては、サロンの営業時間やスタッフの人数などで希望通りに変えることは難しいと思いますが、スタッフ同士で協力・調整し合って少しでも一人一人の勤務態勢が楽になる働き方を見つけてみて下さい。
解決策:体力的にきつい
まずは休息を十分に取ることが大事です。
休日に自身の体のメンテナンスをしたり、体力が維持できるような身体づくりを日頃から心がけましょう。仕事中は休憩時間が短いとしっかりした食事も取りにくいと思うので、食生活にも気を配ることをお勧めします。
しっかりと休日が取れない場合は、体を壊すことにもなりかねないので、さすがに働く環境を見直しましょう。
解決策:ノルマが厳しい
どんな会社でも目標は必ずあります。
ノルマとして課せられるとプレッシャーになりがちですが、達成するためのプロセスを愉しんでみる方法もあります。
自分のスキルを磨いたり、達成している他のスタッフがいればその技を盗んでみる、自分なりの方法を見つけましょう。
ですが、目標が達成できないからとストレスをかけすぎるのはよくありません。
そんな時もあると切替えましょう!
解決策:接客・クレームのストレス
一筋縄ではいかないお客様もいると思いますが、経験を積む中でお客様との心の距離感がつかめるようになります。
お客様は時間もお金もかけてサロンに来てくださっているので、最初から最後まで気持ちよく過ごして頂けるよう、お客様目線のサービスをしましょう。
万が一クレームを言われた際には、誠意を持って対応することが大事です。
エステティシャンを辞めてしまう前に転職という方法がある
エステティシャンを辞めてしまう前に一度考えてみてください。
せっかく身に付けたスキルを手放すのも良いですが、別のサロンに行けば解決する悩みかもしれませんよ。
まず、エステティシャンを続けるメリット
エステティシャンの初任給は18万~20万くらいと決して満足のいく給与ではないかもしれません。
先述の通り3年程で辞めてしまう人が多いので、普通の仕事よりは、経験年数が浅くてもベテランとして扱われることが多いと思います。
そのため、経験を積むほどチーフや店長など役職にも付きやすく、昇給や手当がつくなど年収アップにも繋がります。
また、歩合制のサロンも多いので、自分次第で高収入も望めます。

そんな夢を叶えられるのもエステティシャンとしての醍醐味です。
そして、エステティシャンはお客様をキレイにするだけでなく、自分自身もキレイになれる環境で仕事ができるのが魅力です。
美の意識を高く維持できるので、周りの知人から褒められることも多いようです。
心機一転!転職してみよう!
エステティシャンとしての壁にぶち当たった時、その問題がどうしても解決できないような時は、思い切って他のサロンへ転職という道もあります。


などと不満を抱えながらだらだらと続けていてもいいことはありません。
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業界あるあるに惑わされ、他のサロンも全て同じと諦めていませんか?
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あなたがエステティシャンとして活躍する場所はきっとありますよ♪
自分にあったサロンの探し方
では、どのように探したら理想のサロンが見つかるのでしょうか。
人によって、重視するポイントは様々です。
同じようなことにならないためにも、慎重にサロン選びをするようにしましょう。
自分が転職をしたい理由を明確にし、理想の転職先の条件を挙げてみましょう。
大手サロンか個人サロンかでも雰囲気は大きく異なりますし、この先5年後、10年後を想像して、店長になりたい、講師になりたい、結婚や出産をしても働きたい…
など自分のなりたい姿が実現できるサロンかというのも頭に入れておくと良いでしょう。
そして、その条件に近いサロンに応募すると、より良い労働環境で働けるようになるでしょう。
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まとめ
エステティシャンは、その華やかなイメージとは裏腹に、退職を考えてしまう程大変な仕事でもあります。
しかし、一度エステティシャンの仕事から離れてみると、悩んでいたことは意外と簡単なことだった、他のやり方があったかもしれない、もう少し頑張れたかもしれない、と気づくことも多いようです。
エステティシャンとして働くことを辞めてから後悔しないためにも、もう一度、エステティシャンとして楽しく働くチャンスを広げてみましょう。
諦めなければ、きっと働き甲斐のあるサロンに出会えるはずです!