アイリストとは?仕事内容や必要な資格・将来性などを徹底解説
- アイリスト
「アイリスト」とは、まつ毛ケアのプロフェッショナルで、主な業務内容はお客様のまつ毛にエクステを付けるといった施術を行います。
近年、まつ毛エクステの人気は若い女性やOLだけでなく、忙しい主婦や50~60代の方からも支持され、幅広い年齢層に需要があります。
そのため、アイリストという職業も年々浸透しつつあります。
アイリストの仕事内容
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STEP1お客様ご来店
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STEP2接客
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STEP3カウンセリング
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STEP4施術
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STEP5仕上がり確認
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STEP6アフターケアの説明
といった一連の流れがアイリストの仕事内容になります。
ほとんどのケースが一人のアイリストが最初から最後まで担当するため、その責任は大きく、大変やりがいのある仕事です。
マツエク人気によりアイリストの需要が高まっている今、向上心があってやる気のある方にとっては、どんどん成長できる環境のサロンが多いようです。
そしてアイリストとして成功するには、施術のスキルだけではなく、カウンセリング力が鍵となるようです。
お客様のニーズをしっかり把握し、その要望をきちんと形にすることができるか。
コミュニケーション能力や、提案力といったカウンセリング力が求められます。
施術だけがアイリストの仕事ではないことを、頭に入れておきましょう!
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アイリストになりたい人へ
アイリストは美容業界の中でも特に人材が不足しているという現状があります。先述のようにまつ毛エクステの人気に伴ってサロンの数は増えていますが、新しい技術者はそこまで増えていないというのが実情のようです。
今後もサロンは増えていく傾向にあるため、社会人として働いている方や20~30代の方が、今からチャレンジしてみても将来性のある職業です。その活躍は大いに期待できると思います。
アイリストになるには美容師免許が必要!
では、未経験の方が修行を重ねて技術を習得すれば、アイリストのなれるかというと、そういうわけではありません。
ネイリストやエステティシャンとは違い、無資格ではアイリストにはなれないのです。
アイリストになるには、「美容師免許」を取得していることが前提条件となります。
実は、もともとは資格が無くても出来る施術としてまつ毛エクステは普及しましたが、トラブルが相次ぎ、国家資格である美容師免許が必須に、サロン開業にも美容所登録が必要になりました。
美容師免許を取得するためには、専門学校などに通う、もしくは通信教育などで資格取得に向けてのカリキュラムを学ばなければなりません。
最短でも2年間の勉強期間が必要です。
その後、筆記試験と実技試験を受けて合格すれば、美容師免許取得となります。
国家資格をパスするのはそう簡単なことではありませんが、年2回行われている試験の合格率をみると、専門卒生が多く受験する春の試験では合格率は毎年80%越えと多くの受験者が無事美容師免許を取得しています。
美容師からの転職が多い
今までのアイリストの多くは、美容師を目指していたけれど、転職してアイリストとしてデビューするという流れが圧倒的に多いようです。
美容師のアシスタント期間は平均2~5年とその下積み時代は楽なものではなく、シャンプーでの手荒れ、また薬剤などのアレルギーによりやむを得ず諦める方も少なくないようです。
せっかく取った美容師免許を活かしながら、同じ美容業界で仕事が出来るのなら願ったり叶ったりですよね。
ここで、美容師免許以外のアイリストの資格も少しご紹介しましょう!
日本アイリスト協会(JEA)による、3級~1級の検定、
まつ毛エクステサロン衛生管理士、JEA認定講師などがあります。
プロのアイリストを目指したい、周りのアイリストと差を付けたい方は取得を目指すことでさらに知識を深められる機会となります。
アイリストの活躍の場
アイリストの慢性的な人数不足は依然として続いている状況ですが、逆を言えばよほどのことがない限り、就職先のサロンに困る事はないようです。
人手不足の原因としては、他の美容業界の職種と違って資格を要するため、より厳しい状況に陥っています。
しかし、ここ数年でアイリストの職場環境は以前よりも良好になってきています。
好待遇、高給与、昇給のスピードなど、他の美容職より圧倒的な差があります。
その為、アイリストは美容業界の中でも人気の職業になりつつあるようです。
活躍の場として
アイラッシュ専門店の他、美容室・ネイルサロンと併設しているサロンが多くあります。
雇用形態は正社員・アルバイト・業務委託・面貸しなどがあり、独立開業も目指せる道があります。
正社員やアルバイトは一般的だと思いますが、業務委託と面貸しという働き方もあります。美容業界では珍しくない形態ですが、ここで少し説明しましょう!
面貸しとは、サロンの設備やブースなど一部のスペースをアイリストに貸し出す契約形態になります。
売上は全て個人に入りますが、サロン側に場所代として賃料などの料金を支払う必要があります。
業務委託とは、アイリストがサロンから業務を受託し、その売り上げの決められた割合を報酬として受け取ります。
どちらも自分が頑張った分だけ給与が増える仕組みとなるため、やりがいのある働き方でもあります。サロンによっては、正社員か、業務委託かなど選べることもありますので、自分に合った働き方を見つけましょう。
アイラッシュサロンの1日の流れ
ここまで読んでいただき、アイリストについておおよそ理解していただけたかなと思いますが、ここからは実践編ともいうべく、現場でアイリストとして働く姿をご紹介します!
実際にサロンで働く様子を、1日の流れで追って見ていきましょう!
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STEP1★9:30 出勤★営業時間の30分前に出勤するサロンが多いようです。
まずはオープン準備を行います。
店内の清掃、当日の予約状況の確認、必要な道具のセッティングなどを行います。
スタッフ数によっては、注意事項や予約内容を全員で共有するようなミーティングも行います。 -
STEP2★10:00 OPEN★リピートのお客様の場合は来店前にカルテを準備しスムーズに始められるようにします。
ご来店されたお客様をお席にご案内し、カウンセリング・施術・お見送りを行います。
使った道具の片付けなどを済ませ、必要事項はカルテに記入して次回に繋げます。 -
STEP3★13:00 休憩★お昼休憩は交替で、予約状況を見ながら45分~1時間程取ります。
サロン内の休憩室で手軽に取ることが多いようです。 -
STEP4★14:00 午後仕事開始★1日におおよそ4~6名程度の接客が見込まれ、スタッフで順番に対応します。
比較的お客さんが少ない時間を見計い、ブログやTwitter、Instgram、メルマガなどSNSによる情報発信、顧客へのダイレクトメールの発送、カルテの整理、在庫の確認、発注業務を行います。 -
STEP5★19:00 CLOSE★レジを締め、1日の売り上げを報告します。
合わせてベッドのシーツ交換、使用器具の掃除、店内の清掃。
そして翌日の準備と、予約の確認をしてから退勤します。
技術チェックや、新しい技術の導入の際には閉店後に研修を行うこともあります。
サロンの規模や営業時間、方針によってまちまちですが、多くのサロンの流れはこんな感じのようです!
早番遅番のシフト制による勤務が多いようで、8時間勤務の休憩1時間になります。
アイリストとして働いている人の実際の声
実際にアイリストとして活躍する人達の声を聴いてみましょう。
◎アイリストになって良かったこと
お客様を最初から最後まで自分で接客するため、指名してもらえるかどうかは自分のスキルにかかっています。自分の責任だからこそ、頑張れます。
ですがアイリストは未経験からのスタートでも入客までの期間が早いため、サロンの一員として活躍できていることに喜びを感じました。
▲アイリストの大変なこと
まとめ
アイリストの魅力ややりがい、そしてその大変さも伝わりましたか?
技術が必要な職業のため、手に職が付けられるのも魅力の一つではないでしょうか。
経験を積むことで得る施術のスピード、仕上がりのキレイさ、モチの良さなどは努力の賜物です。
そして最後に、アイリストとして充実した仕事が出来るかどうかは、身を置くサロンによっても大きく左右されます。
そこで、自分に合ったサロン探しをしましょう!
未経験からチャレンジする方は、サロンについて不安なことが多いはずです。
またアイリストとして既に経験がある方は、さらにステップアップ出来るサロンやライフスタイルの変化に合わせたあなたにピッタリのサロンも見つけたいですよね!
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