エステティシャンの仕事とは?スタッフの1日の仕事の流れ
- エステティシャン
エステティックはヨーロッパで発祥し、日本には明治時代に伝わってきました
現在エステサロンは、専門店、ホテルや旅館、スポーツクラブや商業施設、マンションの一室など、さまざまな場所でエステサロンが展開されるほど一般的に浸透し、エステティシャンは、多くの女性が憧れる職業の一つとなりました。
華やかなイメージがあるエステティシャンの仕事内容についてみていきましょう。
エステティシャンとは
エステティシャンが活躍する美容業界「エステティック」についてご存じでしょうか?
エステティシャンについて深く知る前に、まずはエステティックについてご紹介します。
■エステティックの定義■
エステティックの定義は、「外的要因」と「心理的要因」の2つがあります。
お客さまへフェイシャルやボディケア、脱毛などの施術を通して、手技または化粧品・機器などを用いて人の皮膚を美化する・体型を整える「外的要因」と、人の心に満足と心地よさと安らぎを与える「心理的要因」の両者を兼ね備え、お客さまの肌や身体を健康的で美しい状態に保持、保護することを定義としています。
理容師や美容師が行う顔そりや髪の毛に関する行為、疾病の治療など医師免許が必要な医療行為について、エステティシャンが行うことは禁止されています。
■エステティシャンの仕事■
エステティックの定義に基づき、「きれいになりたい」「美しくなりたい」「若々しくなりたい」という欲求や願望を実現する施術者をエステティシャンといいます。
エステティシャンは、施術中にお客さまがリラックスできるよう配慮し、お客さまのさまざまな要望に応える「美容のスペシャリスト」となることが求められるのです。
施術の他にも生活面や食事面に至るまで専門的な視点から効果的なアドバイスをすることも、エステティシャンの重要なお仕事となります。
■エステティシャンの仕事内容■
エステティシャンは、カウンセリングや施術がメインとなりますが、その他にも業務もあります。
- 店内掃除や一日の予約確認などの【開店準備】
- ご来店されたお客さまの【受付やお見送り】
- 施術後の【ベットメイキングやお部屋の清掃】
- ホームケアや次回予約獲得などの【営業活動】
など、エステティシャンは1日の中でたくさんのお仕事があります。
次に1日のサロンワークの流れをご紹介します。
エステティシャンの1日
「出勤」→「開店準備」
↓
「開店」「お客さまご来店」
↓
「カウンセリング」→「施術」
↓
「アフターケアの説明」→「お見送り」
↓
「閉店準備」→「退社」
お客さまの予約状況は日によって異なり、毎日同じルーティンで業務が進むということはありません。
そのため、毎日新鮮な気持ちで仕事ができるという醍醐味があります。
-
STEP1出勤開店準備の担当日は、サロンの開店時間の30分~1時間前に出勤することが一般的です。
店内清掃、予約票やカルテのチェックのほか、必要に応じてスタッフミーティングなど、お客さまが気持ち良くサロンを利用できるように開店準備を入念に行います。 -
STEP2開店開店後は、お客さまを笑顔でお出迎えして予約内容の確認、そして施術部屋へ案内します。
お客さまの体調や要望などをカウンセリングで伺い、施術スタート。
施術後は、アフターケアを行うほか、化粧品などの販売やお客さまに必要なコースチケットなどの営業活動を行うことも。
お客さまの会計や次回予約などのオペレーションを終え、お客さまの退店後は、施術部屋のベットメイキングや次のお客さまの準備をします。
お客さまの予約は、平日は比較的緩やかで土日祝に多くなるのが一般的です。
施術時間は、60分~120分となるため、1人のエステティシャンが1日で担当できるお客さまは、3~5名となります。 -
STEP3予約がないときお昼時にお客さまの予約がない場合は、そのままお昼休憩となります。
お昼時以外に予約がないときに、化粧品の在庫確認や発注、洗濯したタオルの片付け、店内の清掃、研修やエステの練習などを行います。 -
STEP4閉店閉店後は1日の売上確認、店内清掃や翌日の準備、化粧品や機械などの整理整頓を行います。
エステサロンによっては、閉店後に研修や練習会、スタッフミーティングをしたり、仲が良いスタッフ同士でお食事に行ったりすることがあります。
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エステサロンが提供するメニュー
エステサロンで一般的なメニューとして「フェイシャル」「ボディトリートメント」「脱毛」があります。
それぞれのメニューの特徴をご紹介いたします。
お客さま自身ではなかなかできないスキンケアがエステサロンではできるため、施術後お肌のハリやツヤを実感できるため、エステサロンの代表的なメニューとなっています。
<リラクゼーション>
リラクセーションは、主に手技を用いて行う施術です。
リンパの流れの改善やコリをほぐすなど、心身の緊張や体質改善を目的に施術を行います。
<痩身>
痩身はハイパーナイフやEMSなどマシンを用いて行う施術です。
マシンを用いることでプロポーションメイキング(体型を整える)効果があるため、ただ体重を落とすのではなく、健康的でバランスがとれた身体、美しく引き締まった体型になることを目的に施術を行います。
エステサロンでは「光脱毛」と「ワックス脱毛」を実施。
光脱毛・ワックス脱毛の他に「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛」がありますが、この2つは、医療機関にて医師免許保有者のみに許可されている脱毛行為となっているため、エステサロンで行うことができません。
最近では脱毛したいというお客さまは女性だけではありません。
男性の脱毛需要も高まっており、男性専門の脱毛サロン増えてきているほど。
「綺麗になりたい」「自己処理が大変」「カミソリで肌が荒れる」など、気になる箇所の脱毛や全身脱毛を希望するお客さまが増えてきており、老若男女問わず脱毛需要が高まっています。
知識・施術以外に必要なスキル
エステティシャンは、施術を通してお客さまに「美容」と「癒し」を提供しています。
美容に関する知識や技術も大切ですが、「体力」「コミュニケーション力」「共感力」も必要に。
■体力■
エステティシャンはお客さまへ美容と癒しを提供するお仕事です。
お客さまをお迎えして施術部屋へご案内、施術、施術後のお会計、施術部屋のベットメイキングなど、1日中立ちっぱなしになります。
エステティシャンとして毎日安定的に働くためには、体力が必要に。
疲れていてもお客さまに対応する際は笑顔で接しなくてはならないため、日ごろから体力つくりや健康を意識することが大切です。
■コミュニケーション力■
エステサロンに通われるお客さまは、綺麗になる事はもちろんのこと、癒しも同時に求めています。
お客さまのお悩みやご要望を上手に引き出すためには、エステティシャンは「聞き上手」になることが重要です。
お客さまが「しっかりと話を聞いてくれた」と感じることで、自然と信頼関係が築かれるもの。
エステティシャンとの間に信頼関係があるとお客さまは安心でき、リラックスして施術を受けることができます。美容と癒し両方をお客さまへ提供できるエステティシャンになるためには、聞き上手で適度な会話ができるコミュニケーション力が必要となります。
■共感力■
お客さまとの信頼関係を築くためには、コミュニケーション力の他に共感力が必要となります。
エステティシャンにとって必要な共感力とは、お客さまの悩みなどのコンプレックスに対して、お客さまの気持ちに寄り添い、二人三脚で目標に向かい、目標が達成したらお客さまと喜び合うことです。
お客さまとの良い関係性が構築され、「あなたに任せたい」という気持ちになるでしょう。
お客さまとの信頼関係を築くためには「コミュニケーション力」と「共感力」それぞれ身につける必要があります。
まとめ
エステサロンには、脱毛専門サロンやフェイシャルエステサロンなど、一つのメニューに特化したエステサロンもあれば、トータル美容を提供しているエステサロンがあります。
「脱毛やフェイシャルは、繊細さが必要となりますので集中力に自信がある方」
「ボディトリートメントや痩身は、体力に自信がある方」
など、メニューごとに特徴があり、あなたに合ったメニューを提供しているエステサロンを見つける必要があります。
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