2017年マツエクのトレンド♪
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アイラッシュの始まりは実は韓国だった!
近年流行が加速しているアイラッシュですが、アイラッシュの始まりは実は韓国からスタートしていることをご存知でしょうか?
つけまつ毛工場で余った人工まつげを再利用してつけたのがきっかけとなったのが30年程前になります。
ネイルやエステに比べると、美容業界の中では比較的歴史の浅い技法となります。
以前から現在まで、美しいと思われるまつ毛は『濃さと長さ』が重要で、これは比較的に世界中どこでも同じような価値観を持たれていると言えます。
目がぱっちり大きく見えるように、濃く長いまつ毛のメリハリがある目元が求められています。
それを踏まえると、美を意識している女性からの人気が加速しているのも頷けると思います。
日本にまつげエクステが入ってきたのは10数年前と言われており、当初は6~8本の毛束のまつげを地まつげ2~3本束にして付けていたようです。
そのため地まつ毛にかなり負担がかかって「すぐ取れてしまう」「不自然な仕上がり」「地まつ毛が痛んだ・抜けた」などの問題点も多くありました。
その後、2003年頃に現在の主流になっている毛先が細い人工毛が誕生して、グルーの性能も改良を重ねられ、持続性と安全性を重視していったグルーへ進化をしてきています。
軽く、柔らかく、まるで地まつ毛が伸びたかのような自然な仕上りに人気が出て、あっという間に日本全国に広まり、多くの専門サロンが誕生しました。もともとの問題点を着実にクリアしてったため、多くのサロンへ普及されて行きました。
毛質の種類もいろいろ・・・
基本のデザインは『シングルラッシュ』と呼ばれる地まつ毛1本に対し、1本のエクステを装着するものになります。その中でも毛質で金額が異なるものが大きく分けて3種類となります。
・ミンク…シルクよりは柔らかく軽い、地まつ毛へ密着感が出る
・セーブル…1番柔らかく自然な仕上がりになる
この3種類は全て人工毛で同じ「ナイロン素材」で出来ています。中には本当に動物の毛を加工しているものもあるようですが、サロンに置いている毛質はほとんどがナイロン製になります。素材は一緒ですが、仕上がりは違った印象になります。
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新素材・新技術として注目される2017年のまつげエクステは!?
ただエクステを付けるという事には留まらず、現在では様々なデザインで自分の目をコーディネートできるようになっています。
前述した毛質や付ける本数によっても印象がガラッと変わっていきます。
その他で新しく出てきている技術としては、『カラーエクステ』や『ボリュームラッシュ』が挙げられます。
カラーエクステとは、通常の黒色のエクステ以外の事を指しますが、現在ではさまざまなバリエーションのカラーが流通しています。
カラーによっての印象がまた変わりますが、よくサロンに仕入れられている色をご紹介します。
・赤色…目元ふんわり赤みを演出することができるため、色っぽい印象
・青色…目元を引き締めて見せてくれる効果があり、クールな印象
また、カラーエクステをどこに入れるかでもデザインを楽しむことが出来ます。目じりにポイントで入れたり、いろんなカラーをミックスして仕上げると個性的なデザインにもなります。
ボリュームラッシュとは、1本の太さが0,1mm以下の極細エクステを、地まつげ1本に対して数本付けてボリュームを出す装着方法です。
ボリュームラッシュができてからは、年々選ばれるエクステが細く繊細になってきています。地まつげと同じくらい、もしくはそれよりも細いエクステの需要が高まり、よりナチュラルなまつげエクステにシフトしてきています。これまでは20~35歳がメインでまつげエクステユーザーでしたが、最近では35~50歳の利用も増えており、地まつげの健康を重視した中で、目元の美を楽しむ傾向がみられています。
2017年に注目の新素材・新技術まつげエクステ
そして、新素材・新技術として注目される2017年のまつげエクステは、「アップワードラッシュ」です!
これまでのまつげエクステは、地まつげに対し、カールの付いたエクステを装着し上向きまつげを作り上げています。
それに対し、アップワードラッシュは、まず地まつげ自体をカールさせてからマツエクを装着していきます。その為、上向きのまつげの方は更に上がり、下向きの方でもマツエクが上向きになるという事です。
地まつげのカールをつける方法としては、まつげパーマとは違った技術で地まつげを上向きにカールしていきます。アップワードラッシュは地まつげ自体をまつげに負担をかけずにカールさせますので、正面から見ても真横から見ても自然なマツエクの仕上がりになります。
・ビューラーやまつげパーマのような根元からしっかり立ち上がったデザインが好きな方
・まつ毛パーマからエクステに切り替えようか迷っている方
ただ、ボリュームラッシュ同様に高い技術を要する為、まだまだ導入しているサロンは少ないのが現状です。
まつげエクステが始まった当初に比べ、まつげを傷めない施術・まつげを傷めないでマツエクを楽しむことがトレンドになってきているのに加え、ナチュラル志向のトレンドに合わせて、より自然に、より違和感なくデザインするのがトレンドになってきています。
2017年は、引き続き自然でなおかつ違和感のないナチュラルスタイルのまつげエクステが流行していくでしょう。