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エステティシャンの職務経歴書の書き方|採用されるコツや例文付きで解説

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エステティシャンとして就職・転職を考えたとき、技術や接客力、ホスピタリティなどを伝える手段として「職務経歴書」はとても重要です。

本記事では、エステティシャンの職務経歴書の基本構成から、未経験者・経験者別の書き方のポイント、NG例や採用につながる例文まで徹底解説します!

サロンの採用担当者に“会ってみたい”と思ってもらえる作成のヒントが満載です!

職務経歴書とは?エステティシャン応募での役割と重要性

転職活動において重要な「職務経歴書」。職務経歴書は、これまでの仕事の内容や実績を具体的に伝える書類です。

履歴書と違い、自分自身の強みや適性、サロンへの貢献度をアピールできる貴重なツール。エステ業界では、施術経験・接客力・販売実績など、具体的な数値やエピソードとともに伝えることで、採用担当者の目に止まり、採用の可能性を高めることができます。

採用担当者は「即戦力になりそうか」「お客様と良好な関係が築けそうか」「どの技術をどの程度習得しているか」といった視点で書類を見ています。

職務経歴書は“あなたの魅力を伝える営業ツール”と捉えて、しっかり準備しましょう!

エステティシャンの職務経歴書の基本構成

職務経歴書は、採用担当者があなたのスキルや人物像を把握するための重要資料となります。ここでは、職務経歴書に含めるべき基本項目について解説します。

経歴要約

これまでの勤務歴や得意施術、顧客対応の経験などを簡潔にまとめます。サロンの特色とマッチしていることが伝わるように意識しましょう。

職務内容

所属していたサロン名や在籍期間、担当メニュー、1日あたりの施術件数などを明記します。未経験者は前職での業務内容や接客経験を中心に記載しましょう。

経験・スキル・知識

得意とする施術ジャンル(フェイシャル/ボディ/脱毛など)、販売実績、カウンセリング経験などを具体的に記載。箇条書きでも構いません。

保有スキル・資格

AEA認定エステティシャンやJEO認証資格、アロマやリンパに関する民間資格などがあれば記載しましょう。業界知識・衛生管理・美容機器の操作スキルなどもアピールポイントです。

自己PR文

お客様に寄り添った対応や、リピート率アップに貢献した具体的な行動、スタッフとの連携エピソードなどを記載すると良いでしょう。

数字やエピソードを織り交ぜて、自分らしさを伝えましょう。

経験年数別|エステティシャン職務経歴書の書き方ポイント

エステティシャンとしての経験年数によって、アピールすべきポイントは異なります。それぞれの段階で何を重視すべきかを押さえましょう。

未経験・スクール卒業生の場合

サロンでの実務経験がなくても、美容専門学校やスクールで学んだ技術をアピールできます。

接客バイトでの経験や、美容に関心を持ち続けてきた姿勢、学びに対する意欲をしっかり伝えましょう。

目指すサロン像や、将来的なキャリアビジョンも添えると、誠実さが伝わります。

経験1〜3年のエステティシャン

基本的な施術技術を習得し、売上や指名件数などの実績も少しずつ見えてくる時期。

自分の得意メニューや、指名された理由、どのような接客を心がけていたかを数字とともにアピールすると説得力が高まります。

4年以上・店長・講師経験者

サロン運営やスタッフ育成に携わった経験がある方は、その実績を具体的に書きましょう。

店舗全体の売上貢献、スタッフ教育、イベント企画など、プラスαの行動は高評価につながります。

書き方のコツ|採用担当に響くポイント

職務経歴書では、ただ実績を並べるだけではなく、読み手に「一緒に働きたい」と思わせる工夫が重要です。

ここでは3つのポイントを解説します。

数字・実績で説得力を出す

「月間売上80万円達成」「リピート率90%」「1日5名施術」など、具体的な数字を入れることで、スキルの高さや仕事の丁寧さを伝えられます。数値化できる実績はできるだけ記載しましょう。

お客様との関係構築エピソード

「お客様からいただいた感謝の手紙」「SNSでの口コミ投稿」など、リアルな体験は信頼感につながります。

指名をいただいた背景や、お客様との関係性を丁寧に記載しましょう。

自分が貢献できることを明確に

「土日勤務が可能」「限られた時間でも生産性の高い施術ができる」など、採用側にとってのメリットを明示しましょう。

「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえる表現が効果的です。

職務経歴書の例文・テンプレート

実際にどのように書けばよいか迷ったときは、例文が参考になります。

経験別にポイントを押さえた職務経歴書の例を紹介します。

未経験・スクール卒業生

「〇〇スクール」にてフェイシャル・ボディ・脱毛などのエステ基本技術を習得。

接客マナーや衛生管理についても学び、美容への関心を高めてきました。

前職では2社にて接客業を経験し、お客様に寄り添った対応を心掛けてきました。

今後は技術を磨きながら、お客様一人一人の悩みに応えることができるエステティシャンを目指したいと考えています。

経験1〜3年のエステティシャン

都内サロン「〇〇エステティック」でフェイシャル・ボディ・痩身の施術を担当。

在籍期間中、月平均80万円の売上を達成し、指名件数は月15件以上をキープ。

丁寧なカウンセリングと、お客様に合わせた生活習慣アドバイスにも力を入れてきました。

お客様の変化に寄り添い、「結果が出て嬉しい」と喜ばれる施術者を目指してきました。

4年以上・店長・講師経験者

「エステティックサロン○○」にて店長を3年経験。

スタッフ5名のシフト管理・売上分析・技術指導・新人育成などを担当。

キャンペーン企画やSNS運用を通じて、前年比120%の集客増加を達成しました。

自身の売上も月間120万円超を維持し、カウンセリングやリピート率向上に注力。

社内講師として技術セミナーも担当し、後進育成にも力を入れてきました。

よくあるNG例と対策

職務経歴書で見落としがちなミスや、採用担当者にマイナス印象を与えてしまう表現について、事前に対策しておきましょう。

抽象的すぎる表現

「お客様を大切にしています」「丁寧な接客が得意」などの曖昧な表現だけでは伝わりません。

どのような対応を心がけ、どのような評価を得たのかを具体的に記載しましょう。

内容が薄く、空白が目立つ

空欄が多い職務経歴書は熱意が伝わらずNG。

職務内容やPR文に迷ったら、自分の経験を掘り下げ、学びや達成感を思い出して書き出すことがポイントです。

実績ばかりで人柄が見えない

数値や実績だけを並べると、機械的な印象を与えてしまうこともあります。

なぜエステティシャンを目指したのか、どんなお客様に喜ばれたのかなど、想いの部分も織り交ぜましょう。

まとめ

エステティシャンの職務経歴書は、単なる実績の羅列ではなく、自分らしさや“想い”を伝えるための大切なツールです。

これまでの経験を振り返りながら、採用担当者が「会ってみたい」と思えるような内容を心がけましょう。

本記事を参考に、自分の強みを丁寧に言葉にしてみてください。

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