+☆憧れる職業『セラピスト』?!仕事内容を徹底解説☆+
- セラピスト
現代社会において必要不可欠として定着し始めた「セラピスト」
ホテルや温浴施設、商業施設や路面店などさまざまなところにサロンを展開しており、美容系サロンから健康系サロンまで目的やサービスは多種多様です。
そのため「セラピストってどんな仕事?」と思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、セラピストの仕事内容を徹底解説いたします。
セラピストってどんな仕事?
リラックスした空間の中で、施術や適度な会話をしながらお客さまのストレスや疲れを癒すのが、セラピストとしてのお仕事です。
専門的な知識や技術に基づき、医療行為以外の方法で身体的または精神的な症状を癒します。
- 相手の気持ちを汲み取ることが得意
- 初対面の人でも心を打ち解けられる安心感のある人柄
- ポジティブな性格で笑顔が絶えない人
- 人の喜びを一緒に喜び合える
- 人の役に立つことが好き
- 健康に興味がある
- 最新技術などの情報収集やスキルアップを楽しんで学び続けられる人
そんな人がセラピストに向いています。
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セラピストの施術別特徴
セラピストと一言で言っても、癒しを提供する方法はさまざまです。
ここでは、代表的な施術とその特徴をご紹介します。
ボディケア
ボディケアはお客さまの身体に触れながら、「凝り固まった筋肉をほぐす」「歪んだ骨格を調整する」「神経伝達の不調を改善する」など、さまざまな症状を改善することを目的とした施術です。
ボディケアには、東洋医学を基礎とした【整体】、西洋医学を基礎とした【カイロプラクティック】などがあります。
フットリフレクソロジー
フットリフレクソロジーは、足の裏にある「反射区」を刺激することで、「内臓につながる末梢神経を刺激する」「血行やリンパの流れを良くする」「老廃物の排出を促す」「自律神経が整う」など、さまざまな効果が期待できる施術です。
フットリフレクソロジーには、指の腹を使うソフトな刺激の【英国式】、指の腹と関節を使う強めな刺激の【台湾式】、その他にも英国式と台湾式を組み合わせた【ドイツ式】、棒を使い行う【タイ式】など多種多様なものがあります。
リンパマッサージ
リンパマッサージは、「身体をもみほぐす」「血液やリンパの流れを整える」などを目的としています。
施術には摩擦を軽減するためオイルを使用することが一般的で、そこへアロマをプラスしたものがアロマオイルマッサージです。
癒される香りによって、心身のバランスが整う効果、リラックス効果が期待できます。
リンパマッサージは、血流やリンパの流れが良くなり代謝が改善することでむくみが解消され、ダイエット効果が期待できる施術です。
そのためエステサロンはもちろんのこと、最近ではリラクゼーションサロンでも行っているところが多くなりました。
根強い人気のあるメニューのひとつです。
タイ古式マッサージ
【世界で1番気持ちいいマッサージ】ともいわれているタイ古式マッサージは、タイ伝統医学のひとつです。
日本では医療行為として認められてはいませんが、数年前からジワジワと知名度を上げてきています。
タイ古式マッサージはお客さまへ施術(ストレッチ)を行うことで、セラピスト自身のストレッチにもつながるように考えられた施術方法であることから、二人で行うヨガとも言われています。
セラピストにとっては身体への負担が少なく、この後ご紹介する腰痛や肩こりなどの職業病になりにくい点が、他の施術にはない特徴と言えます。
セラピストのサロンワークあるある
次にセラピストが働く上で直面するよくあるシーンとして、シフトや休憩時間のほか、人には聞きづらいトイレ事情についてご紹介します。
休みの取り方や、ご飯を食べるタイミングなど、現役セラピストの方にとっては思わず頷いてしまうような内容かもしれません。
シフト
土日祝やお盆のころなど、いわゆるカレンダーの赤日はお客さまのご予約が多くなるため、セラピストの休みは平日に取ることが基本です。
平日が休みだと、休日に開催されることの多いライブやイベントに参加できないなどのデメリットが考えられます。
しかし一方で平日の休みには、ショッピングや美術館が空いている、休日と比べて安いプランで旅行に行ける、連続勤務が少ないから体力的に楽など、平日休みだからこそのメリットも多いです。
土日祝日休みが取りにくいというデメリットがあるとしても、実際に働いてみたら平日休みのメリットを魅力的に感じたというセラピストもたくさん居るでしょう。
「月1~2回ならば土日祝日のお休みを希望してもOK」などといったルールを設けているサロンもあるので、休日の取り方が気になる方は、シフトの作り方やルールを面接などで確認してみてください。
休憩時間
多くのサロンでは、お客さまのご予約がないタイミングが、セラピストの休憩時間となります。
出勤してすぐ休憩時間となることもありますし、夕方まで休憩時間がないなんてこともしばしば。
土日祝日や、あらかじめご予約が多いとわかっている日は、隙間時間でしっかり休めるような準備が大切です。
サロン内のバックヤードなどでさっと食事をとれるよう、ニオイが室内に伝わりづらいパンやおにぎりを持って出勤するなどの事前準備で、休憩時間を有効に使いましょう。
とはいえほとんどのサロンでは、休憩時間を十分に確保できるよう、予約数や休憩の回し方にある程度のルールを設けているはずです。
休憩時間の取り方についても、入社前に聞いておきましょう。
トイレ事情
施術の予約が詰まっていると、バタバタと忙しくてトイレに行く時間も難しくなることがあります。
身体を冷やさないこと、利尿作用が高いカフェインを含む飲み物(コーヒーや緑茶など)を避けること、日頃から唐辛子や刺激物・アルコールを控えることなど、無理のない範囲でトイレが近くならない工夫をしながら、トイレに行く間隔が短くても行けるタイミングの時にこまめにトイレへ行くよう心掛けましょう。
セラピストの職業病あるある
お客さまへ癒しを提供するために、リラクセーションサロンの空間は室温や音楽、照明などが工夫されています。
ゆったりとした時間を感じられるので、セラピスト自身も癒されるイメージがありますよね。
ところが実際のところセラピストの仕事は、手を酷使し、立ちっぱなしや同じ姿勢で施術を行うため、ある程度の体力を消耗します。
ある意味、体が資本の仕事と言えるでしょう。
そんなセラピストの仕事をしていく上で起こりがちな、職業病とも言える体のトラブルをご紹介します。
腰痛・肩こり・首こり
セラピストは、立ちっぱなしや同じ姿勢でいることが多いため、お客さまと同様に腰痛・肩こり・首こりになりやすいです。
日頃から体力づくりを行って体幹を鍛えること、施術の合間にはストレッチを行ってこわばった筋肉を柔らげることを心掛けましょう。
腱鞘炎
手を使って施術をするセラピストにとって、手首や親指の腱鞘炎は代表的な職業病なのではないでしょうか。
気を付けていても酷使しすぎると起こり得ますが、極力腱鞘炎を予防するためには、血行を良くすること、基礎代謝を上げることが大切です。
もしも腱鞘炎になってしまった場合は、タオルや保冷材などで患部の熱を15分~20分程度冷やしましょう。
どうしても施術をする際は、症状を悪化させないようテーピングなどをし、患部を固定してください。
冷やしても痛みが引かない、痛い範囲が広がってきた場合は医療機関を受診して、手を酷使しすぎない予約の取り方をサロンの責任者に相談しましょう。
膝蓋軟骨軟化症
固い床に膝をついて施術を行うと、膝に負担がかかって軟骨がすり減り、関節の音が鳴る、痛みが出るなど膝蓋軟骨軟化症の症状が表れることがあります。
人の膝は体重を支える作りになっていません。
そのため膝をついて施術をする場合は、クッションなどを膝の下に敷くのがおすすめです。
タイ古式マッサージの場合は、クッション性の高いマットを使用しましょう。
手荒れ
セラピストはお客さまの施術が終わるたびに手を洗います。
清潔にしておくことは大切ですが、頻繁に洗うことによって商売道具の手が乾燥しやすくなるでしょう。
リフレクソロジーやオイルトリートメントなど、お客さまの身体に直接触れる施術の場合、セラピストの手がカサカサしていると、お客さまが感じる気持ち良さが半減してしまいます。
そのため、普段から保湿クリームを塗るなどして、手の乾燥ケアを欠かさずに行ってください。
セラピストの仕事のやりがい
お客さまは身体が疲れている、気分が落ち込んでいるなど、さまざまな不調に対して癒しを求めてサロンに来店されます。
あなたの施術を受けることでその不調が解消されると、表情がやわらいだり、笑顔になったりといった変化が見られるでしょう。
「疲れが取れた」「身体が軽くなった」「元気が出た」などの嬉しい声を聞けるかもしれません。
直接お客さまの喜ぶ姿が見られ、感謝される瞬間は、日ごろの大変なことを忘れてしまうくらいの達成感や充実感があるでしょう。
きっとセラピスト自身にとっての仕事の楽しさや、喜びを感じられる瞬間となるはずです。
セラピストの仕事は人の役に立ち、お客さまと一緒に喜び合える、やりがいのあるお仕事といえます。
まとめ
リラクゼーションサロンと一言で言っても、その種類はさまざまです。
ボディケアやタイ古式マッサージ、オイルトリートメントに特化したサロンや、複数の施術を提供しているサロンなどがあり、それぞれのサロンごとに細かな特徴が異なります。
それらを知りたい場合、求人情報だけでは十分な情報を得られない場合もあるのではないでしょうか。
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