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男性エステティシャンを目指すには?資格の有無や活躍できる場所について解説

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男性エステティシャンを目指すには?資格の有無や活躍できる場所について解説

エステティシャンといえば、女性の仕事というイメージが強いのではないでしょうか。しかし近年では美容に興味を持つ男性が増え、男性エステティシャンのニーズも高まりを見せています。実際にエステティシャンとして活躍している男性も増えつつあり、男性歓迎のエステ求人も増えてきました。



そこで本記事では、エステティシャンを目指す男性のために、男性エステティシャンのメリット・デメリット、目指し方、資格の有無、活躍できる場所などを紹介します。男性エステティシャンに求められることもまとめましたので、この記事を参考にして活躍できる男性エステティシャンを目指しましょう。



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メンズエステ市場は今後成長が期待できる

メンズエステ市場は今後成長が期待できる

今や美は女性だけのものではなく、美を追求するいわゆる「美容男子」も増えてきました。その影響もあり、メンズエステ市場は盛り上がりを見せています。

従来メンズエステの顧客は、金銭的に余裕のある美意識が高い中高年がメインでした。しかし、近年は20代や30代でメンズエステに通う人が増えてきています。若い世代の男性にも美意識が浸透したことで、今後のメンズエステ市場はさらなる成長が期待されています。



メンズエステ市場の成長に伴って、男性ならではの悩みを理解している男性エステティシャンの需要は、今後高くなっていくと予測できます。女性が圧倒的に多いエステ業界だからこそ、スキルや知識を身につけ、男性の視点を活かした施術を行えば、予約が殺到するカリスマ男性エステティシャンになることもできるでしょう。



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男性エステティシャンのメリット

男性エステティシャンには、女性エステティシャンにはないメリットがあります。どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

パワーが必要な施術に強い

エステで行う施術はさまざまなものがありますが、もみほぐしなどパワーを要する施術もあります。また、メニューによっては重い機械を使用しなければならないこともあり、エステティシャンの仕事は思っている以上に体力が必要です。女性と比べると力のある男性エステティシャンなら、パワーが必要な施術を強みにできます。

男性ならではの悩みが理解できる

男性にとっても美容が一般的なものになり、エステに通う男性も増えてきました。メンズエステで働く男性エステティシャンなら、男性ならではの美容の悩みを理解しやすいです。同性の方が相談しやすいと考えるお客様もいるため、スキルや知識が身についていれば、指名をもらえる可能性もあるでしょう。

重宝される

男性エステティシャンが増えつつあるとはいえ、エステ業界で働いているのは圧倒的に女性が多いです。エステ業界を志望する男性もまだそれほど多くないため、数少ない男性エステティシャンはサロンから重宝されます。また、力強いもみほぐしなどを希望するお客様からも重宝され、活躍できるでしょう。

理論に基づいた施術に強い

個人差が大きいため一概には言えないのですが、男性は理系の人が多く、理論に強い人が多い傾向にあります。皮膚科学・解剖生理学・心身生理学・化粧品学などの知識をしっかり身に付ければ、理論に基づいた施術を強みにできるでしょう。難しい理論を分かりやすく説明できればお客様の満足度も上がるので、指名をもらえるかもしれません。

男性エステティシャンのデメリット

男性エステティシャンにはメリットだけでなくデメリットもあります。2つのデメリットを紹介するので、男性エステティシャンを目指しているなら把握しておきましょう。

男性による施術に抵抗感があるお客様もいる

女性向けのエステサロンでも男性エステティシャンを募集しているところもあります。しかし、お客様の中には、男性による施術に抵抗がある方がいるのも事実です。



施術中は肌を露出することも多いですし、エステティシャンは直接肌に触れる仕事なので、抵抗感を持つ女性がいるのは仕方のないことです。ナイーブな悩みを持つお客様も多いため「男性には相談しにくい」と思われてしまうこともあるかもしれません。



女性向けのエステサロンで活躍するためには、女性が安心できる雰囲気作りを行い、「この人に施術をお願いしたい」と思われるような強みを作ることが大切です。

女性と比較すると求人数が少ない

男性エステティシャンの求人は増えつつありますが、女性エステティシャン求人と比較すると、まだまだ数が多いとは言えません。気になるエステサロンが見つかっても、女性限定求人だった……というケースもあるでしょう。



効率的に男性エステティシャンを募集している求人を見つけるには、男性歓迎の求人の絞り込みができる求人サイトを活用しましょう。美容求人に特化したサロンdeジョブなら、男性歓迎の求人に絞り込んで求人検索を行うことができます。



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労働環境が整っていないこともある

多くのエステサロンは女性エステティシャンが圧倒的に多いため、男性エステティシャンを募集しているものの、男性が働く環境がまだ整っていないエステサロンもあります。更衣室が整備されていない、男性用の制服がない、同僚の女性スタッフの理解が十分に得られていないなどの問題に直面するかもしれません。



男性歓迎のエステ求人に応募する場合でも、面接などで労働環境を確認し、働きやすい職場か見極める必要があるでしょう。

男性エステティシャンを目指すには?

男性エステティシャンを目指すには?

男性がエステティシャンを目指す場合でも、基本は女性エステティシャンと同じです。エステスクールや美容専門学校に通ってエステサロンへの就職を目指す方法と、直接エステサロンに就職して現場で技術を身につける方法があります。

エステスクールや美容専門学校に通う

エステスクールは、エステティシャンを養成するための、エステに特化した学校です。エステスクールは国の認可が不要で、自由度の高いカリキュラムが組まれている傾向にあります。エステティシャンとして必須の技術と知識を効率よく学ぶことができ、エステの民間資格取得も目指しやすいです。



美容専門学校に通う場合は、エステコースがある美容専門学校を選びましょう。美容専門学校は国の認可が必要で、カリキュラムは学校教育法に準じています。美容を総合的に学べるコースを選べば、エステティシャンに必要な技術と知識に加え、美容師・メイクアップアーティスト・ネイリストに必要な技術や知識など、美容についてトータルで学べます。



ただしどちらを選ぶ場合でも、すべての学校が男性の入学を認めているわけではないので注意が必要です。エステスクールや美容専門学校への入学を考えているのなら、まず男性でも入学できるかしっかり確認しておきましょう。

直接エステサロンに就職する

学校に通わずエステサロンに就職し、現場で学びながら技術や知識を身に付けることもできます。エステサロンの中には研修体制が整っているところもあり、未経験歓迎の求人を出しているケースも多いです。肌や化粧品などに関する知識は自分で学ぶ必要がありますが、現場で実践的な技術や知識を学べるでしょう。



直接エステサロンに就職する場合も、すべてのサロンが男性を採用しているわけではありません。男性歓迎のエステ求人の中から、未経験を募集しているエステサロンや研修制度が充実しているエステサロンを探しましょう。



こちらのページでは、エステティシャンになる方法やエステスクールの特徴、メリット・デメリット、選び方などを紹介しています。どのようにエステティシャンを目指すか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

エステスクールとはどんなところ? エステティシャンを目指す人が通うメリットやスクール選びのポイントもご紹介

男性エステティシャンに資格は必要?

男性、女性にかかわらず、エステティシャンになるために必須の資格はありません。ただ、エステに関する民間資格はさまざまなものがあり、資格を取得すれば就職が有利になる可能性があります。まだまだ求人数が多いとは言えない男性エステティシャンを目指すなら、民間資格を取得して、選考で自分をアピールできる強みを作っておくのもおすすめです。



代表的なエステティシャンの資格には以下のようなものがあります。

  • 日本エステティック協会:AJESTHE認定エステティシャン
  • 日本エステティック協会:AJESTHE認定トータルエステティックアドバイザー
  • 日本エステティック業協会:AEA認定エステティシャン

ただし、エステティシャンの民間資格の中には、指定校や認定校で一定以上の時間のコースを修了する必要があるものや、実務経験が必須となっているものもあります。これからエステティシャンを目指すなら、取得したい資格を決め、受験資格が得られるエステスクールに通うことも検討してみるといいでしょう。



こちらのページでは、代表的なエステティシャンの民間資格を紹介しています。まずはどのような資格があるのかを把握し、取得を目指す資格を決めましょう。



約20種類も!?エステティシャンに関わる資格って何がある??

出典:一般社団法人日本エステティック協会「資格・検定」