もしものトラブルに備えて!アイリストが開業時に加入するべき保険の種類とその役割
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アイリストとしてキャリアを積みながら、独立・開業を目指している方も多いのではないでしょうか。
自宅でアイラッシュサロンをオープンする場合も、スタッフを雇ってサロンを経営する場合も、万が一のトラブルに備える必要があります。
今回はサロンで起こりうるトラブルから、サロン開業時に加入するべき保険とその役割まで解説します。
アイラッシュサロンで起こるトラブルとは?
デリケートな目元を施術するアイリスト。
細心の注意を払って施術をしていても、トラブルが生じる可能性は誰にでもあります。
・ツイザー(ピンセット)で瞼を傷つけてしまった
・サロンで使用した商材が体質に合わず、アレルギー反応が出てしまった
など、上記のような失明に繋がりかねない重大なトラブルが国民生活センターに数多く寄せられています。
施術時のトラブル以外にも、
・施術中にお預かりしていたコートや私物の紛失や破損
・購入していただいた商品でアレルギー反応が出て通院することになった
・店舗駐車場内での事故
・スタッフが通勤中に事故に遭った
・豪雨による浸水で電気設備や機器、備品が壊れた
など、様々なことが想定されます。
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必要な保険の種類を知ろう
サロンで働くスタッフはもちろん、経営をする自分自身を守る為にも万が一に備えて保険に入ることが必要です。では実際にどのような保険があるのでしょうか。保険の種類と役割を紹介します。
施設所有(管理)者賠償責任保険
経営者が所持・管理するサロンの設備・用具の不備による事故を始め、施術中に起きてしまったトラブルにより、お客様に怪我や不都合を負わせてしまった際に保証される保険です。
- 誤ってパーマ液をこぼしてしまい、お客様の衣服を変色させてしまった
- 施術時に目に怪我を負わせてしまい、通院が必要になった
- お客様からお預かりしていた荷物を紛失させてしまった
- 店舗の床が濡れており、お客様が転倒して負傷した
- ドリンクを提供する際にお客様の衣服にこぼしてしまい、クリーニングが必要になった
施設所有(管理)者賠償責任保険は、上記のように故意ではないアクシデントにも適用されます。思わぬところでお客様に怪我や不都合を負わせてしまう可能性がある為、加入をしておくと安心です。
事業活動総合保険
経営者が所持・管理するサロンにおいて、営業に損失が出た場合に保証される保険です。
- 泥棒が侵入し、現金や運営に必要な備品・機器を盗まれてしまった
- 建物火災により長期休業を余儀なくされた
- 豪雨や浸水等の自然災害により、電気設備や備品に損害が生じた
事業活動総合保険は、上記のように自然災害や盗難などのリスクにも対応しています。人的ミスだけではなく、このような問題が起きることも想定して保険に加入することをお勧めします。
従業員災害補償
サロンに勤務するスタッフが通勤時や業務時間内に怪我をすることも考えられます。経営者が補償金を負担した場合に適用される保険になります。
- 通勤途中に駅の階段を踏み外して捻挫した
- 帰宅途中に乗用車と接触し、入院することになった
- サロンが入っているビルの階段で転倒して負傷した
- 業務上の心理的負荷により精神障害を患った
このような場合に従業員災害補償が適用されます。スタッフを一人でも雇用する場合には、従業員災害補償に加入しておくと安心です。
まとめ
万が一の備えとして加入する保険。サロンを開業・経営すると予想外のアクシデントが起きる可能性があります。発生した場合には大きな損失を被ることになり、サロンを運営し続けることが難しくなることも…。
自分の店舗や働いてくれるスタッフを守る為に、サロンに合った保険を選んで加入しましょう。

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