美容師へのファーストステップ!自分に合った専門学校の選び方とは?
- 美容師
お客様一人ひとりの要望や個性に合わせたヘアスタイルを提供する美容師。シャンプー、カット、パーマ、カラーリング以外にもメイク、着付けなど、数多くのサービスを提供する美容師はどんな時代でも人気の職業です。
美容師になる為に、まずは美容専門学校に通うことが必要になってきます。
「美容専門学校と一括りに言っても、種類がありすぎてどれを選べばいいのかわからない…」
「どんな点に注意をして学校を選べばいいの?」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方の為に、美容専門学校について紹介していきます。
美容師になるには?
美容師として働くには美容師免許が必要です。国家試験に合格し、免許申請を経て、美容師名簿に登録されることで、晴れて美容師として働く資格を得ることができるのです。
美容師免許を取得するには、厚生労働大臣指定の美容専門学校の必要課程を修了し、受験資格を得て、国家試験に合格しなければなりません。 美容専門学校へ入学する為には基本的に、高等学校卒業が必須となります。
しかし学校によっては、美容師を養成する為の教科と一般的高等学校で行う教科を学ぶ高等専修過程を設けているところもあります。この場合、中学校卒業後に入学が可能となります。
また、高等学校を中途退学や中学校しか卒業していなくても、高等学校卒業程度認定試験に合格することで高等学校卒業と同等になり、美容専門学校に入学することができます。
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美容専門学校の種類
美容専門学校はそれぞれのライフスタイルに合わせて学べるように様々なコースがあります。今回は 昼間課程・夜間過程・通信課程の特徴やメリットについて紹介していきます。
自分に合ったコースを見つけてくださいね。
昼間課程
一般的な学校と同じように週5日間、午前から午後にかけて授業を受けるスタイルです。ほとんどが2年課程で、必須科目が1,400時間、選択必須科目が600時間、計2,000時間以上の勉強をします。
短期間で覚えることは沢山ありますが、国家試験対策に力を入れている学校が多く、講師による指導の下、専門的な技術と知識を得ることができます。
ヘア以外にもネイルやメイク、エステティックに触れる機会もあり、環境が充実していることが特徴です。生徒数も多いので、仲間と楽しく、励まし合いながら腕を磨くことができます。
夜間課程
学校により異なりますが夕方から21時頃まで、1日あたり2~3コマの授業を受けます。夜間課程は、仕事をしながら美容師を目指す人や他の学校と掛け持ちの人に人気です。
昼間課程と同様に必須科目が1,400時間、選択必須科目が600時間、計2,000時間以上の勉強が必要で、1日のコマ数が少ない事から、2年半ほどかけて就学する学校が大半を占めています。
昼間課程に比べて夜間課程は少人数制となる為、講師との距離が近く、充実した学びを得られる可能性があります。
しかし、夜間課程を展開している学校は少なく、都市部に集中しているので、通学圏に夜間課程の学校があるかを事前に確認してみましょう。
通信課程
就学年数が 最短3年間。日本理容美容教育センターが実施しているレポート提出と、各専門学校が行う、スクーリングと呼ばれる対面形式の授業に出席するスタイルです。既に美容室で働いている方がほとんどで、レポートの提出は月1回程度、スクーリングは300時間以上が必須になります。
レポートに関しては、日本理容美容教育センターから課題が出され、説明者や教科書を参考にしながらレポートを記入して期日までに提出します。期日までに提出ができないと単位として認められないので、計画性や管理力が不可欠です。
美容室で就業していない方も通信課程を利用することは可能ですが、スクーリングは600時間以上になります。他の課程と比較して講師と対面での授業が圧倒的に少ないので、自分でコツコツと勉強をしなければいけません。
どれくらいの費用がかかるの?
美容専門学校で学ぶ為には入学費や教材費、授業料や施設費、実習費などの学費がかかります。
2年間の学費は平均で200万円~300万円程度。通信課程は人件費や施設費が抑えられる分、50万円~70万円程度になります。
カリキュラムの内容や地域によっても学費の幅があるので、事前にしっかりと情報収集をしましょう。
学校選びのポイント
ここまで美容専門学校の種類や学費を紹介してきましたが、学校を選ぶうえで1番大切なことはなんでしょう。
それは自分自身の現状と将来の目標設定を明確にすることです。ここが曖昧だと学校選びに失敗してしまうことも…。ここでは絶対に外せない学校選びのポイントを解説します。
学校全体の雰囲気
オープンキャンパスには積極的に参加しましょう。
ただし、手当たり次第に行くのではなく、事前にWebサイトなどから資料請求をして選別してください。オープンキャンパス当日は学校説明をしっかり聞き、設備や在校生、講師の雰囲気などもチェックすることが大切です。
また、講師のレベルによって学べる内容も大きく変わってきます。どんな経歴があるのか、どんな授業内容なのかも調べてみましょう。
通いやすさ
毎日通える範囲にあるのかはとても重要です。
実家を出て一人暮らしをする学生も多いですが、生活費を稼ぐためにアルバイトが優先になり、学校に行かなくなってしまったという方も多くいるのが現実です。2年間通学できるのか、よく考えて学校を選びましょう。
働きながらの通学や学校の掛け持ちの方も、無理なく通える環境を整えることが大切です。
就職先・就職率
専門性の高い知識と技術を手に入れて、美容師免許を取得しても就職できなければ意味がありません。
就職率は学校のWebサイトに記載されていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
美容師以外にもヘアメイクやメイクアップアーティストなど、美に関わる仕事は多岐に渡ります。将来はどのような職種につきたいのか、どのような方向に進みたいのかを明確にした上で、先輩方の就職先等を参考にしてみると良いでしょう。
オススメの美容専門学校
美容専門学校についての理解が深まったところで、地域ごとにおすすめの学校を紹介します。
学校により力を入れているカリキュラムや講師、雰囲気も異なりますので、自分にぴったりの学校を見つけてくださいね。
関東エリア
神奈川県横浜市西区北幸1-2-7
https://yfc.iwasaki.ac.jp/
関西エリア
兵庫県神戸市中央区江戸町90番
https://kobe.belebel.jp/
東海エリア
三重県伊勢市八日市場町17-27
https://www.ise-riyoubiyou.jp/
九州エリア
宮崎県宮崎市橘通東1-7-13
http://www.miyabi.or.jp/school/

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