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美容師試験に合格したら免許の申請を!手続き方法を徹底解説

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美容師やアイリストとして働くには美容師免許が必須です。

しかし美容師試験に合格したからと言って、すぐに免許がもらえるわけではありません。免許をもらうには自分で申請を行う必要があります。

今回は美容師免許の申請方法や必要な書類、紛失した際の再交付などについて説明します。

美容師免許の申請に期限はあるの?

申請に関しては特に期限は設けられていません。美容師試験に合格したことを証明する「合格証書」さえあれば、何ヶ月後でも何年後でも美容師免許の取得は可能です。

もし「合格証書」を紛失してしまった場合は、理容師美容師試験研修センターに問い合わせて再発行をしてもらう必要があります。

後回しにせず、早めに申請をした方がよいでしょう。



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美容師免許の提示が必要な場面

美容師免許は表彰状のような形の為、普段から持ち歩くものではありません。必要な時にのみ提示します。

美容師免許の提示が必要な場面
■美容師/アイリストとして就職するとき
■美容室やアイラッシュサロンのオーナーとして開業するとき
■管理美容師の免許を取得するとき

美容師免許は運転免許のように更新もないので、普段は自宅などに大切に保管しておきましょう。

美容師免許の申請方法

美容師免許を申請することで、美容師名簿に本籍地都道府県、氏名、生年月日等が登録されます。

では美容師免許はどのような手順で申請するのでしょうか?必要な書類や費用を説明します。

申請に必要な書類

①美容師免許申請書

合格証書に同封されている「免許申請書」の用紙を使用します。記入例も記載されているので、参考にしながら作成すると良いでしょう。



②合格証書

国家試験を合格した証明書です。住所や氏名、合格証書に記載されている合格番号などを記入する必要があります。



③戸籍抄本(謄本)もしくは本籍が記載されている住民票

戸籍抄本(謄本)はご自身の本籍がある市区町村の役所へ、住民票は自身が住んでいる市区町村の役所へ問い合わせて取得します。

住民票の場合は必ず本籍が記載されているものを用意してください。マイナンバーの印字は不要です。

戸籍抄本(謄本)もしくは本籍が記載されている住民票は、発行日から申請日まで6ヶ月間の期限があります。この期間を過ぎたものは受付できないので注意が必要です。



④診断書

ハサミや薬剤を扱う美容師は、法律で衛生面のルールが厳しく定められています。その為、精神障害の有無の確認の為に、診断書を病院で発行してもらわなければなりません。病院には「美容師免許を申請する為」と理由を伝えておくとスムーズです。

医師に書いてもらう診断書の用紙も合格証書に同封されています。



⑤9,000円分の収入印紙

登録免許税として9,000円を支払う必要があります。郵便局や役所、コンビニなどで9,000円分の収入印紙を購入して、申請用紙の指定の場所に貼りましょう。



⑥5,200円分の振替払込請求書兼受領証もしくはご利用明細票

手数料として5,200円の支払いが必要になります。払込取扱票にて支払いを済ませ、振替払込請求書兼受領証もしくはご利用明細書を受け取ります。こちらも登録免許税と同様に申請用紙の指定の場所に貼り付けます。



上記の必要書類を揃えて書留郵送で「理容師美容師試験研修センター」へ郵送します。書類に不備等がなければ2~4週間で免許が交付されます。

不備があると再送などの手間がかかってしまうので、記入漏れはないか、必要な書類は全て揃っているかをしっかりチェックしましょう。

※必要書類を紛失した場合※
もし「合格証書」や「免許申請書」「診断書」の原本を無くした場合は、「理容師美容師試験研修センター」のWebサイトから用紙をダウンロードしてください。

理容師美容師試験研修センター

申請にかかる費用

免許の申請をするにあたってかかる費用は以下の通りです。

■登録免許税 9,000円
■手数料 5,200円
■診断書 3,000~4,000円程度
※病院によって異なります。
■切手代+書留代(400円程度)

住所や氏名に変更、紛失があった場合はどうする?

先ほど美容師免許を申請することで、美容師名簿に本籍地都道府県や氏名、生年月日等が登録されるとお伝えしました。

ではそれらの内容に変更があった場合はどうすればよいのでしょうか。ここでは内容の変更や紛失した際の手続きについて説明します。

本籍地や苗字の変更があった場合

結婚やその他の理由により、免許に記載されている本籍地や苗字が変わることもありますよね。その場合は 「名簿訂正 ・ 免許証書換え交付」を申請しましょう。

申請に必要な書類
■名簿訂正 ・ 免許証書換え交付申請書
■戸籍抄本(謄本)もしくは本籍が記載されている住民票
■変更前の氏名や本籍等が確認できる戸籍抄本(謄本)もしくは本籍が記載されている住民票
■収入印字1,000円分
■美容師免許の原本
■交付手数料3,750円払込み済みの受領証

「名簿訂正 ・ 免許証書換え交付」は「理容師美容師試験研修センター」のWebサイトからダウンロードできます。

申請書の記入方法なども詳しく描かれているのでチェックしてみてください。

美容師免許を紛失した場合

免許を紛失したら美容師やアイリストとして働けなくなることはありません。ですが早めに再交付申請をして再度発行をしてもらいしょう。

再交付も必要書類を揃えて郵送することで手続きが完了します。

再交付に必要な書類
■再交付申請書
■交付手数料4,150円払込み済みの受領証

免許の汚損や破損等の場合は上記にプラスして美容師免許の原本を同封します。

美容師免許を持ち歩くことはほぼないので、無くしたり汚したりする可能性は低いかと思います。万が一の為に頭の片隅に入れておいてください。

まとめ

申請が済んで美容師免許を取得できたら、美容師・アイリストとしてデビューができます。

美容師免許は美容学校で専門知識を学び、難しい国家試験をクリアした大切な証です。合格したら早めに申請をして、免許は紛失しないように自宅で大切に保管しておきましょう。